井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

ソフトバンク光への道 その3 ~「アナログ回線って,メタル回線で,パルスでダイヤルの?!」~

2016-03-07 01:42:52 | Weblog
2月20日(土),ソフトバンク光への加入を決め,長男も記載されている戸籍謄本を持って,近くのソフトバンクショップへ。機種変更の際に,Aさんには「機種変更後,1ヶ月以内に開通すると,OCNへの違約金11,000円と工事費の半額をソフトバンクが持ちます。機種変更から1ヶ月以内にソフトバンク光が開通したときにのみ払います。申し込んでから開通までに2週間ほど掛かりますから,機種変から1週間以内くらいで決めてもらうと安心です。」と話していました。ソフトバンクのホームページにある「春のまるごと乗り換えキャンペーン」の説明では「1. 2016年1月15日から2016年5月8日までに、新たに「SoftBank 光」または「SoftBank Air」(以下「対象サービス」とします)にお申し込みいただき、お申し込み日より180日以内に課金開始(契約成立)されたお客さま。」を対象としていますから,Aさんの話はそれよりも時間的に急がされている感は否めませんが,毎月のスマホ代金割引だけでなく,違約金分を出してもらえるなら,嬉しいです。

ここで,2月10日にOCN光とやりとりした内容をAさんに話しました。黒電話時代から使っていた電話番号を乗り換えられるかが条件なので,固定電話のナンバー・ポータビリティーについてAさんに詳細を聞くと,Aさんは「NTT東日本に電話を掛けて聞いてみましょう。」と私に受話器を渡してくれました。ほぼ待ち時間なしで,NTTの担当さんにつながりました。
N「OCN光からソフトバンク光へ乗り換えたいのですね? では,一旦,休止状態のアナログ回線を復活させてください。」
私「え,アナログ回線って,メタル回線で,パルスでもってダイヤルするあのアナログですか?!」
N「そうです。休止状態を使えるようにしないと,ソフトバンク光には固定電話の番号を移せません。」

そうなのです! 前回の「可能です」という話を聞いて,すぐにできるものと思いましたが,昨年春から始まった光コラボレーション(以下,光コラボ)同士での番号を移すシステムが確立されていないのです。他社携帯電話会社に乗り換えたければ事務処理費を若干払って自分が使っていた番号を他社でも使えるようにするMNPと呼ばれるシステムはだいぶ前に始まりました。しかし,固定電話番号のそういうシステムがないのです。ちなみに光コラボとは,NTTのフレッツ光とプロバイダ別々に行ってきたものをプロバイダに回線を卸して一本化したもので,別々にしているよりも500~1,000円ほど安くなります。我が家も昨年6月にフレッツ光とOCNに分かれていたものを一本化した光コラボであるOCN光に加入しました。メールアドレスもその他設定も変わらず,立ち会い工事もなく,月々少しでも安くなるのでよかったと思いました。でも,これが反社会的な勢力のような入りやすく抜けにくいシステムだったのです。光コラボが始まって1年となり,私のような問題が今後頻出してくることでしょう。総務省が見切り発車で始めた光コラボは始めあって終わりなしで,柔軟性ゼロです。

私「一回アナログに戻さないことには番号を引き継げないのですね?」
N「そういうことになります。工事日や料金は後日知らせます。」
私「工事といっても,モジュラージャックから電話線のプラグを抜くだけなので,私でもできます。」
N「いや,立ち会いの必要な工事です。回線の状態も確認したいし。」
私「線は引っこ抜いたりしていないから,壁の中にあります。プラグを差せばOKのはずです。私は仕事があるので,母に立ち会わせます。」
このような会話があって,工事日は翌々日の電話で「3月1日」と決まりました。Aさんはこのやりとりを聞いて,「何だって面倒なんですね。普通は電話1本で済みますよ。」と言いました。Aさんが電話1本というのは,フレッツひかり+プロバイダから光コラボであるソフトバンク光への流れなのでしょう。光コラボから光コラボは必ずNTT東日本が間に入るようになり,通信界のガリバーであるNTTが必ず儲ける仕組みが出来ていることに呆れつつも感心しました。

ソフトバンクのほうの工事は20日のうちに「3月5日」に決まりました。NTTの工事を先にしないと,ソフトバンクの工事ができないということでしたので,NTTの工事が3月1日でほっとしました(←2日後に)。また,長男も「おうち割」にするために持参した戸籍謄本を提出しましたが,Aさんは,何と「その戸籍謄本は必要ありません。端末を見たら,ご長男もすでに割引対象になっていました。」と話されました。役所にわざわざ行った手間は…。



2月22日にはOCN光に電話をし,3月いっぱいで解約する旨を伝えました。こちらの電話待ち時間は5分ほどです。解約や乗り換えをする人が多いのでしょう。引き留めるような言葉もなく,「違約金が発生します。光回線終端装置は,伝票を送るのでそれで返却してください。ありがとうございました。」で終わりです。


3月1日の午後1時半ごろにNTTのアナログ戻し工事が入りました。母によれば,「10分もかからなかった」そうです。プラグを抜いて差して,アナログの電話が使えるかどうかを確認するだけですから,そのくらいの時間なのでしょう。作業料金は2,000円プラス税です。帰宅して,あれっと思ったことがあります。自宅ではスマホがWi-Fi接続になるはずですが,4Gのままです。ちなみにパソコンを立ち上げてもネットにつながりません。よく見ると,光回線終端装置(兼ルーター)の「初期状態」がオレンジ色に点灯しています。このところ,来年度の計画立案等で帰りが遅く,ルーターの設定をすれば,ネットにつながったのでしょうが行いませんでした。翌日,工事を担当したNTTの現場工事を請け負っているT社に電話すると,「電話回線を抜いただけで,どこもいじってませんよ。一回電源を抜いて,もう一度電源を入れれば使えるはずです。」との返事が来ました。でも,ルーターの再起動と電源落としは前日に試してみました。職場の休憩時間にネットで調べると,ひかり電話を解約すると,初期状態に戻ってしまうらしいのです…。

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