井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

映画「ワールド・オブ・ライズ」

2008-12-25 22:57:46 | Weblog
 昨日の「地球が静止する日」の口直しに、「ワールド・オブ・ライズ」です。

 ロジャー・フェリス(レオナルド・ディカプリオ)はCIAで最高の腕を誇る現場でいろいろな工作をするスパイ。世界中の戦場で常に死と隣り合わせの彼の任務を決めるのは、遠く離れた安全な場所で、時には子供の世話をしながら命令を下すメタボ親父な上司エド・ホフマン(ラッセル・クロウ)。彼らの目的は、地球規模の破壊を含む爆破テロ組織のリーダーを捕まえること。正体不明のその男を罠にかけるには、味方すらも欺く完璧な嘘をつかなければならない。世界を救うのは、いったい誰のどんな嘘なのか…というお話です。

 冒頭では、中東や欧州などで自爆テロが次々起こったり、そこにフェリスとホフマンのやりとりが挿入されたりと、頭の中がぐるんぐるんと回りっぱなしで、ストーリーが上手く把握できませんでした。徐々にフェリスの仕事が見えてきて、頭の中が整理できましたが、いきなり世界各地の地名が沢山出てきるし、中東等のイスラム教過激集団についての知識が余りないし、極東の人間にとってちょっと面食らう映画です。ただ、その盛りだくさんさがテンポのよさにつながっているので、「地球が静止する日」のような退屈感はありません。

 後半部となると、人間関係が見えてくるので、フェリスの嘘(普通、工作って言いますね!)の中身が分かってきて、次第に引き込まれていきます。ディカプリオって今までは軽いあんちゃんぽい役が多かったのですが、本作では中年男のたくましさとか悩みとかを上手く出していると思いました。ラッセル・クロウはそれ以上に口だけ親父を飄々と演じています。


【ネタバレ注意】
 でもねぇ、映画の中で他の組織にスパイを送ったり、偽メールを送ったり、仲間にも秘密で仕事を進めたりしているのですから、最後のどんでん返し(?)は予想の範囲内です。十分に読めちゃいます。意外性がありません。

 それに、フェリスがあんな簡単にCIA工作員を辞めてヨルダンに住んじゃっていいの? 宮崎山奥の診療所で働く看護婦助手:日高美奈の近くにいたいがために2軍落ちした星飛雄馬と同じじゃん。(←例えが分かりづらい? 古すぎる??)

  ☆ 総合得点 79点


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1 コメント

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常にギンギンで困るw (精氏君)
2008-12-27 11:41:58

最近のパートナーとは羽振りがいいから月3回約束してんだけど、
ところかまわずティンコ触りまくってくるから大変なんだよw
おかげですぐにトイレで抜いてもらう始末です( ´_ゝ`)
一回11万もらってるから嫌とは言えないよね(^^;

http://F1AKOHY.bikubikubikini.com/
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