普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

韓国併合時代に日本が貢献したこと

2010-08-21 15:49:37 | 外交・安全保障

  産経新聞のWeb版に拓殖大学教授の藤岡信勝さんの日本がハングルを学校で教えたと言う記事が紹介されてています。
・併合当時の李朝時代の朝鮮について朝鮮の外交顧問であったアメリカ人のスティーブンスの意見
 「朝鮮の王室と政府は、腐敗堕落しきっており、頑迷な朋党は、人民の財産を略奪している。そのうえ、人民はあまりに愚昧である。これでは国家独立の資格はなく、進んだ文明と経済力を持つ日本に統治させなければ、ロシアの植民地にされるであろう」
・仙谷由人官房長官の意見
  「植民地支配の過酷さは、言葉を奪い、文化を奪い、韓国の方々に言わせれば土地を奪うという実態もあった」
・藤岡信勝さんの意見
 
仙谷氏は、日本統治下の学校で日本語が教えられたことを、誤って朝鮮語を「奪った」と一知半解で述べたのかもしれない。

日本の業績
韓国人が使っている文字、ハングルを学校教育に導入して教えたのは、ほかならぬ日本の朝鮮総督府だ。
 李朝時代の朝鮮では、王宮に仕える一握りの官僚や知識人が漢文で読み書きをし、他の民衆はそれができないままに放置されていた。ハングルは15世紀に発明されていたが、文字を独占していた特権階層の人々の反対で使われていなかった。
 朝鮮総督府は小学校段階からハングルを教える教科書を用意し、日本が建てた5200校の小学校で教えた。日本は朝鮮人から言葉を奪うどころか、朝鮮人が母国語の読み書きができるように文字を整備したのである。
・併合当時、韓国の平均寿命は24歳だったが、日本統治の間に2倍以上に延び、人口の絶対数も倍増した。反当たりの米の収穫量が3倍になり、餓死が根絶された。はげ山に6億本の樹木が栽培され、100キロだった鉄道が6000キロに延びた。 
 これらのめざましい発展は、統治期間に政府を通じて日本国民が負担した、現在価値に換算して60兆円を超える膨大な資金投下によってもたらされた。本国から多額の資金を持ち出して近代化に努めたこのような植民地政策は世界に例がない。日本の朝鮮統治はアジアの近代化に貢献した誇るべき業績なのである。
・藤岡さんの意見
 
日韓併合100年の首相謝罪談話は、このような歴史的事実を無視した虚偽と妄想の上に成り立っている。それは、わが国の先人の苦闘の歴史を冒涜するものであると同時に、日本統治下で近代化に努力した朝鮮の人々の奮闘をも侮辱するものであることを忘れてはならない。

[私の意見]
・日清・日露戦争当時の朝鮮半島を巡る状況は米国人の意見にあるように、何時崩壊してもおかしくない李朝につけ込んだロシヤと清国の勢力拡大の動きに対して、安全保障の面からそれを阻止しようする日本との動きの最中でした。
  それでもし日本が併合をしていなかったら、朝鮮半島は清国かロシヤのものになっており、しかも両国とも大戦の戦勝国ですから、朝鮮半島を手放すことはなかったでしょう。
  これは当時では国際的に認められた動きで、併合に当たって国際連盟など世界からの批判はありませんでした。
・日本が併合時に逆に学校で日本語を教えなかったらどうでしょう。
  併合された朝鮮の人達はいずれ何らかの形で日本人と接することになり、日本語が出来なかったら、その人に不利になるのは分かりきったことで、教えないことは差別に繋がると思います。
  もし朝鮮の人が日本語を使わないと罰するようなことがあれば、確かに仙石さんの言う通りですが、そんな事実はあったのでしょうか?
・当時の日本には「一視同仁」と言う言葉がありました。
 昭和初期の学校で私たちが教えられたのは、出身国は何処であれ、日本人であれば平等に取り扱うということでした。
 だから朝鮮の人達に日本語を教えたり、日本人と差別されないように、日本式の名前を奨励したのだと思いますが、それを強制だとして韓国の人達が文句を言っているのだと思います。
 私の考えではこの言葉が使われたのは、昔の中国や朝鮮の人達が帰化して日本に同化した成功体験から使われていたのだと思っています。 (日本人以上に日本人のソフトバンクの王さんがその適例です。)
 日本は「一視同仁」の考えで、日本と同じように5200もの学校を建てたり、6000kmもの鉄道を敷設したのです。 (私はこれに対して韓国は感謝すべきだと思うのですが、韓国の人たちはどう思っているのでしょう。)
・日本の韓国(台湾も同じですが)への貢献の評価は、戦後日本と歩調を併せて復興、発展の先端を切ったのは韓国と台湾であることが全てを物語っています。
 米国支配下のフィリピン、フランスのベトナム・、カンボジヤ、オランダのインドネシヤの現状を見れば、如何に日本が朝鮮と台湾のために開発に力を入れたかが判ります。
 もし誰でも想像できるように今の朝鮮半島が中国かロシヤが何らかの形で占領していたとしたたら(前記のように返還されないと思いますが、仮に返還されても)中国が小平時代以降になるまでは発展は無かったと思うし、ロシヤだったら今のシベリヤと同様な状態にあると思います。
・これらを考えると後々問題になりそうな(下品な言葉で言えば因縁をつけられそうな)菅さんの談話を改めて出す必要も無かったし、出すにしても村山談話の繰り返しで済ませるべきだったと思うのですが。

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