今朝の読売新聞に依ると、政府・与党は7日、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の様子を海上保安庁が撮影したビデオについて、公開に応じない方針を固めた。公開すれば日中両国で相互批判が再燃し、4日の日中首脳会談を機に改善の兆しが出てきた日中関係が再び悪化しかねないとの判断からだ。そうです。
その理由も判りますが、然しそのままで放って良いのでしょうか。
中国が領土問題は少しも譲らない態度を変えない限りまた似たようなことが起こるかも知れないことは容易に考えられることです。
その時このビデオを公開しても、政府の弱腰姿勢を改めて示すばかりで中国側を喜ばせるだけですので、民主党政府が続くかぎり公開されることはないでしょう。
然し日本としては民主党政府の方針の中国を刺激しない政策を続ける方針に従ってもやらねばにらぬ事があると思います。
それは尖閣諸島が日本固有の領土であることを何らかの形で、世界に訴え続けることです。
幸か不幸か今度の事件で、上記の資料が政府や民間から多く出てきました。
それを世界に訴え続けることです。
その為の一つの手段はネットを通じての世界中への情報の拡散です。
それで問題なのは私を含めて多くの人達は英語は読めても書くのは苦手なことです。
それで私の持論ですが、もし日本に情報機関があれば、上記の情報を英文化して先ず国内のネット上にその出所不明の形で流ことです。
それを一般の人達がそれを用いて海外のネットに拡散すれば、中国を刺激せずに日本の主張を世界の多くの人達に知って貰うことが出来ます。
何故なら日本政府は中国を刺激しない努力をしているのに、一般の人達が訴えることに就いて中国政府は何も出来ないからです。
然し私のアイディアは理想論であって、安倍さんの言う「主張する外交」の為の情報機関は日本にはありません。
後は政府で何とかこっそり尖閣の情報を英文で流すか、マスコミや有志の人達がそれを代行するしかありません。
ネット上で幾ら中国の非を訴えてもせいぜい国内で留まるだけです。
ネット批評の国際化をしなければ、日本国民の意見は(4年に一度の)投票により選んだ政党による政府しを通じてしかその意見を世界に知って貰うしかありません。(正確に言えば政府に投書という手段もありますが、誰でも知っている通り握りつぶされるのが落ちです。)
昨日たまたま「アメリカ人が語る、アメリカの社会、戦争、と将来」と言うブログで「最近の尖閣諸島問題について」 と言う記事を見つけました。
その中で彼は幾ら中国が日本領土に攻め入っても、日本で水陸両用部隊の師団を創って、潜水艦の数を増やして、それと、航空母艦2隻を造って、(軍機は30機ずつ)、いれば自衛隊でも十分に米国の助けが無くても護れると書いていました。 (彼は英文に加えてご丁寧にも引用したように日本語の訳文(ご覧のように少したどたどしいですが)も付け加えるなどその熱意は良く判ります。)
私たち日本人も彼のようにネットを通じて日本の意見を直接に世界の人々に訴える必要があるような気がするのですが。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。
↓
政治・人気ブログランキングへ