普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

しっかりしてよ自民党

2011-08-16 11:20:50 | 自民党
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大連立 谷垣首相が条件 自民執行部、解散権確保狙う
 自民党執行部が谷垣禎一総裁の首相就任を条件に、民主党との大連立を検討していることが15日、分かった。党内には早期の衆院解散・総選挙の障害となる民主党との連立に反対論が強いため、民主党との交渉入りに際し、解散権を持つ首相ポストの獲得を条件とすることで党内の理解を得る狙いがある。ただ、衆院で圧倒的多数を占める民主党が首相を自民党に譲る可能性は少ない。民主党代表選に出馬する意向の野田佳彦財務相は大連立に意欲を示すが、実現は難しそうだ。
 大島理森副総裁、石原伸晃幹事長らが大連立に前向きで、民主党の仙谷由人代表代行、岡田克也幹事長と協議を進めてきた。自民党筋によると、6月には仙谷氏が「谷垣首相」を受け入れる考えを示し、自民党に大連立参加を求めた。
 自民党執行部は、菅直人首相退陣後の協議でも、民主党側が首相ポストを谷垣氏に譲る可能性は「低いがゼロではない」(党三役の一人)とにらんでいる。
 仮に民主党に首相を譲り連立を組む場合でも、「財務、外務など重要閣僚の譲り渡しと、早期解散の確約が前提」(同)としている。

[私の意見]
・民主党は首相の座を自民党に譲らない

 綱領がないと批判されている民主党の現在の大義は、問題の菅・鳩山会談の合意書にあるように自民党に政権を渡さないことです。
 民主党は自民党の言うばら蒔き4Kのマニフェストを作り、主義主張の全く違う社民党と連立し、民主党主流派の考えと違う日教組、自治労などの左翼労組と協定を交わし、果は選挙権のない在日韓国人と連携し、果は韓国大統領に外国人参政権付与の約束までしました。
 これは総て民主党の政権奪取のためです。
 それと民主党バブルの弾けた現在の状況で解散すれば民主党の敗北は確実です。それもおそらく大敗でしょう。
 そして選挙で一番の打撃のあるのは小沢チルドレンで、その殆どが落選するかも知れません。
 そうすれば小沢さんの党内へ影響力は激減です。
 そして現在まだ大きな影響力を持っている小沢さんと、それにくっついて鳩山さんが谷垣さんの首相など認める訳がありません。
 その様な民主党が解散権自民党に明け渡す筈がないことを考えている自民党首脳部は少し浮き世離れをしているようです。
・国民は谷垣首相を期待しているか
 今までの各社の世論調査の「次になって欲しい首相」として、自民党では石破さん、石原さんとは遥か下位に谷垣さんの名前がでています。
 最近の調査ではあれだけボロカスに批判されている菅さんの支持率と谷垣さの支持率は同じです。
 私はその理由は自民党敗北の反省もないように見える「みんなでやろうぜ」のキャッチフレーズで総裁に当選したことにあると思います。
 谷垣さんはその後党内の若返りを果たしましたが、今まで多くの国民をうんざりさせた安部、福田、麻生の各首相の足を引っ張って来た領袖や族議員の人達のやり方の見直しはまだ公になっていません。
 私は前に書いたように民主党が自民党から首相を受け入れないと思っていますが、同じ名前を出すなら今まで政調会長として民主党との政策調整をしてきた石破さんなどの人材を上げた方が良いと思うのですが。
・国民が今総選挙を望んでいるか
 いまやらねばならぬことは、国民が望み肝心の自民党も批判してきた停滞している大震災の復旧を早くすることです。
 然しもし、国会解散になれば、少なくとも一月近くの総選挙の運動期間、総選挙、多分自民党勝利、組閣、施政方針決定、それに基づく各種の法制化とそれに対する野党に廻った民主党の抵抗など考えると、何カ月かかるでしょう。
 それとおそらく多くの国民が期待している、連立か政策毎の協力による復興より、自民党政権が誕生したほうがより物事をより早く適切に出来ることを具体的に国民に訴える必要があると思いますが多分国民の納得する説明は難しいと思います。
・自民党のやるべきこと
 素人から見ればマスコミは今になっても自民党政権に比べれば、民主党政権に対して遥かに優しい報道や批判をしています。
 逆に言えば自民党の党利党略見え見えのやり方はそのままか、誇張を加えて報道される可能性があるかも知れません。
 私は自民党は今こそ良い子ちゃんになって、あれだけの惨状の民主党とほぼ同じ自民党の支持率を倍以上に上げることを考えるべきだと思います。
 詰まり結果は民主党に手を貸す格好になっても、政局より復興優先です。
 そして勝負は次期の衆院選。
 そのためには敗戦の総括をし体制を建て直し、その政策を練り直すなどの準備をすべき、そしてその考え方や動きなどネットを活用して大々的なPR作戦(例えば党や個人のツイッター参加、ブログの公開、炎上覚悟のコメント欄の開放、各種ランキングへの参加など)を展開すべきだと思うのですが。

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