1/48 ハセガワ/モノグラム Hawker Typhoon Mk.ⅠB 製作
今度は英軍機、バトルオブブリテンの開始です。
(このあとも英軍機、独軍機が控えていますので)
古いキットで、ハセガワ/モノグラムのTyphoon、1989年ごろの製品のようです。
Typhoonの下面のストライプは、インベイジョンストライプではなく、敵味方識別帯だそうです。
Fw190と誤認されて味方機に狙われることが多かったらしく、主翼前縁の黄色の帯とともに、機体下面に白黒の帯を塗るようになり、その後ノルマンディ上陸作戦以降インベイジョンストライプを塗るようになったとのことです。
このキットのデカールも、敵味方識別帯として白帯が広くなっていて、インベイジョンストライプとは違うものになっています。
古いキットなので黄色く変色していて苦労するでしょう
パーツはこれだけ?と思うほど少なく、シンプルです。
説明書もいたって簡単。
組み立てには時間がかからないでしょう。
というわけで、いつものようにコックピットからです。
今回英軍機の機内色は、各社の対応表や互換表から探してみましたが、ファレホにはそのものずばりの色は無いようです。
キットの指定は、Mrカラー№ C312 グリーンFS34227、近似色としては「71.095 Pale Green」のようですが、少し明るすぎるような気がして、「71.022 CAM.Green」で塗ってみました。
主翼はすでに貼り合わせてあります。
コックピットの部品は、計器パネルを含めわずかに4点、簡単すぎます!
キャノピーもマスキングして機内色で一緒に塗っておきます。
マスキングシートは無いので細く切ったマスキングテープで貼り合わせています。
操縦席のシートがあまりにも簡単でこれでは味気ないので、シートベルトだけ付けることにしました。
ファインモールドの「WWⅡ イギリス空軍機用シートベルト」を使います。
Typhoon のコックピットの写真が意外に少なく、シートベルトの取り付け方がわかりません。
スピットファイアなどの取り付け方を参考に、シートの背の部分に切れ目を入れて、後ろに通すよう細工を施しました。
計器パネルは、ブラックで塗ったところへデカールを貼ります。
計器が白い太線で描かれているので、オモチャっぽい感じになってしまいましたが、どうせほとんど見えなくなるところなのでこのままとします。
一応、つや消しクリアーを吹いて、計器のガラス面にグロスクリアーをたらしてそれらしくしています。
一応、いつものようにグロスバーニッシュを吹いて墨入れ、ウォッシング、マット(つや消し)バーニッシュで落ち着かせて、ドライブラシまで、一通りやっています。
内部の塗り分けは適当です。ブラック、レッド、シルバーで適当に。
機首の空気取り入れ口とオイルクーラーは黒鉄色の指定なので、「71.072 Gungrey」を機首の内側まで塗っています。
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