爺の模型趣味

製作の記録は失敗と修復の記録でもあります。

1/72 ESCI F-4C/J PhantomⅡ(3)

2024年10月31日 | 1/72 ESCI Phantom

ESCI Models MC AIR F-4C ベトナム迷彩

キャノピーは4分割、塗装後の修正は難しいためすり合わせをやっておきます

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機体との隙間は殆ど無いようですが、キャノピー間に若干の隙間ができます

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擦り合わせが終わったら、操縦席廻りをマスキングしておきます

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下面も脚廻りのマスキング

キャノピーのマスキングです
市販のESCI用マスキングシートは無いので、今回はハセガワのTRYTOOL アプリケーションシート【曲面追従半透明マスキング対応シート】TF24 というのを使います
半透明(ほぼ透明です)なので、曲面にピッタリ貼り付けてデザインナイフで枠に合わせて余分なところを切取っていきます
枠のモールドがはっきりしていれば楽に切り取りできます
曲面追従なのですが、意外に隙間ができたりするのでしっかりと押さえつけておく必要があります

マスキング後はつや消しのブラックで塗っておきます

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機首レドームは、グロスブラックで塗っておき、マスキング

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問題の尾部のメタリックに取り掛かります
今年ファントム7機目になりますが、未だにこれが正解といった決定的な仕上がりになりません

今回は、下地にシルバーを塗って、マスキングすることに
いつものように0.4mmと1mmの細切マスキングテープで張っていきます

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ちょっと間隔が広すぎたようですが、修正するのも面倒なのでこのままいきます

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ファレホのMETALCOLOR シルバーを軽く吹いてみます

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クリアブルー、クリアオレンジ、セピア、スモークなどを薄く何回かに分けて軽く吹き付けてみましたが、あまり変化ないようで

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(続く)

 

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1/72 ESCI F-4C/J PhantomⅡ(2)

2024年10月29日 | 1/72 ESCI Phantom

ESCI Models MC AIR F-4C ベトナム迷彩

 

仮組してみます
意外にも大きな隙間や歪みはありません

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脚カバーは3分割する必要があります

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スジボリガイドテープを使ってエッチングソーで切り離します

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下地にブラックを塗ってしまいます
尾部とスタビライザーのメタル部分、脚廻り、パイロン、などなどホワイトまたはライトグレーに塗る箇所を今のうちに下地処理してしまいます

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操縦席周辺の機体内側も、

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操縦席はファインモールドやハセガワに比べると簡単な作りです
左右に貼り合わせるだけで完成、塗り分けていきます

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デカールはご覧の通り、シミが多くダメかと思いましたが、操縦席廻りの計器パネルは何とか貼ることができました
若干反りかえってしまうところもありますが、ソフターを何度か重ね塗りして落ち着かせました

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前輪カバーも切り離す必要があります

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形になってきた操縦席
今回はこれ以上汚さずきれいなままとします(単に面倒くさいだけ?)

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胴体を貼り合わせる前に、内側に補強をしておきます
仮組した時に、若干ではありますが主翼との間に隙間ができたので、内側から突っ張って膨らませておこうということで2本入れてみました

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貼り合わせた時にほんのちょっと膨らませる程度にランナーの長さを測って固定します

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胴体を貼り合わせ、隙間の程度を確認しておきます

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ほんの少しきつい程度に調整して、主翼との合わせを確認します

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胴体の合わせ目には、やはりヒケと窪みのような段差ができています
グリーンパテで盛って削ることにします

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尾部の着艦フックにも

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エアーインテークの内部をホワイトで塗って、マスキング

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合わせ目を消して、機首のレドームを付け、機体の組立はほぼ終了

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(続く)

 

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1/72 ESCI F-4C/J PhantomⅡ(1)

2024年10月27日 | 1/72 ESCI Phantom

ESCI Models MC AIR F-4C ベトナム迷彩

ESCI(エッシー)のファントムが入手できたので早速製作してみます
キットは F-4C/J 他にRF-4C/Eも入手したので順次製作していきます
F-4Eのキットも存在しているようなので見つけたら手に入れようと思います

ESCIはかつてのイタリアのメーカーです
1060年代に設立、80年代後半に買収されるまで多くのミリタリーモデルを出していたそうです
このキットも恐らく70年代から80年代にかけて出されたものと思われます
正確な年代は不明です

スケールモデルデータベース | ストックマネージャーというサイトによると、新金型で1982年から1983年頃のキットのようです

40年以上前のキットですが、内容を見るとバリも少なく、反りや変形、歪みなどはありません
さすがにデカールはシミだらけですが、コックピットの計器パネルだけは何とか使ってみようかと思います

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デカールは、アメリカ海兵隊と、スペイン空軍のものが用意されていますが、今回は市販のデカールを使って空軍のベトナム迷彩にしてみようかと思います

 

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Googleの生成AI「Gemini」に、ESCIについて聞いてみた回答を参考に乗せておきます

イタリアのプラモデルメーカー「ESCI Model」の歴史と製品について
イタリアのプラモデルメーカー「ESCI Model」は、かつて世界中で愛されたプラモデルメーカーの一つでした。特に第二次世界大戦の車両や航空機モデルが高く評価され、多くのモデラーを魅了しました。

歴史
ESCIは、1960年代にイタリアで設立されました。当初は小規模なメーカーでしたが、高品質なキットと魅力的なラインナップにより、急速に成長しました。1987年にはアメリカのアーテル(ERTL)に買収され、ESCI/アーテルのブランドで生産が続けられました。しかし、1999年にESCIブランドは消滅し、金型はイタリアのイタレリに売却されました。

製品(キット)の特徴
ESCIのキットは、以下の特徴を持っていました。
高品質なキット: 部品精度が高く、組みやすいキットが多く、初心者から上級者まで幅広い層に人気がありました。
魅力的なラインナップ: 第二次世界大戦の車両や航空機を中心に、多くのキットが発売されました。特にドイツ戦車やイタリア戦車、そしてアメリカ軍機は、ESCIの代表的なラインナップでした。
バリエーションキット: 同一のキットをベースに、異なる塗装やマーキングを施したバリエーションキットが多数発売され、コレクター心をくすぐりました。

代表的なキット
ドイツ戦車: パンサー、ティーガーI、ティーガーIIなど、ドイツ戦車の多くのバリエーションが発売されました。
イタリア戦車: M13/40、M14/41など、イタリア戦車のキットも豊富でした。
アメリカ軍機: P-51ムスタング、B-17フライングフォートレスなど、アメリカ軍機のキットも人気がありました。

イタレリへの継承
ESCIの金型がイタレリに売却された後も、ESCIのキットはイタレリブランドで再発売されたり、新しいキットとして生まれ変わったりしています。そのため、現在でもESCIのキットを手に入れることができます。

なぜESCIが人気だったのか?
ESCIが多くのモデラーから愛された理由は、以下の点が挙げられます。
高い完成度: 部品精度が高く、組みやすいキットが多かったため、完成度の高いモデルを比較的簡単に作ることができました。
魅力的なテーマ: 第二次世界大戦という歴史的なテーマは、多くのモデラーを惹きつけました。
バリエーションの豊富さ: 同じ車両でも、異なるバリエーションのキットが発売されていたため、コレクション性が高く、何度も作りたくなる魅力がありました。

まとめ
ESCIは、プラモデル史に残る名門メーカーの一つです。高品質なキットと魅力的なラインナップで、多くのモデラーを魅了しました。ESCIのキットは、現在でも多くのモデラーに愛され続けています。

(つづく)

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