朝の散歩、楽しくてしようがない。晴れ渡る秋の空、すがすがしくさわやかな朝の空気。朝やけの空に浮かぶ茜雲。山の尾根から陽が昇る。「今日も楽しい1日となりますように」と、気分爽快、口から思わず歌が飛び出してくる。
今朝のテレビの天気予報でクイズがあった。”凩”この字はなんと読みますか。読めた人はほとんどいない。早速、気象予報士さんが”コガラシ”ですと説明し、「晩秋から初冬、気圧配置が冬型になって初めて吹く強い風を木枯らしという」と追加の説明をされた。
昨日の振り替え休日、近畿地方では第1号の”凩”が吹いたそうです。いよいよ本格的な冬の到来。この冬は異常気象の影響か例年よりも寒いそうだ。
ご高齢の老人夫婦世帯、準備万端整えて、この冬を乗り切りたいと願っている。
ところでホテルや有名高級旅館、はては銀座の老舗デパートまで、食品の偽装問題で大揺れ。社長や支配人、頭を下げる人だち、偽装の意図はありませんでしたと言い訳しきり。表示の間違いでした。料理長が気付かなかった。等々。幼児でもわかる言い訳に苦心惨憺するばかり。
うそ放くな(こくな)と怒鳴りたくなる。ところがこの”放くな”。
”凩”同様、昨日までその読みかたを知らなかった自分。勉強不足は恥ずかしい限りだ。先日、朝日新聞天声人語でこの言葉を初めて知り、早速辞書を引いてみた。
”放く”=からだの外に放出する。屁をひる。人がものを言うのをいやしみ、また、乱暴に言う言葉。とあった。
国中が嘘だらけ。偽装問題しかり、宅急便のチルド放置問題、さらには汚染水漏れなど政治家を含めての隠蔽発言、TTP、消費税増税、景気報告、国会などの答弁、本当に信じてよいのでしょうか。
「物事を疑いの目で見る」さびしい気持ちでいっぱいです。