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異常気象は狂気、日本政府の真剣な取り組みを期待する

2013-11-16 09:36:12 | 日記

  台風18号に伴う豪雨で死者35人を出す伊豆大島の大災害から今日で1月。徐々に元に戻りつつあるというが、がれきの処理にはまだ1年近くかかるという。復旧のために派遣された自衛隊は引き上げたが、なお、避難所には多数の被災者が暮らす。そのご苦労、如何なものだろう。と心配する。

 一方、猛烈な台風30号に見舞われたフィリピン。台風直撃1週間後も、ますますその被害は拡大し、死者は1万人を超えるという。その災害の大きさには、言葉を絶するものがある。

 日本も支援には積極的に動いた。間をおかず民間医師団を派遣。自衛隊員1000人、艦船3隻、オスプレイの派遣などを決めた。国際社会との連携、それは、それぞれの国に与えられた義務とでもいうものだろう。国際社会の一員としての大いなる活動を期待する。

 被災地では救援活動が本格化し、「東日本大震災で助け合った日本を手本に」を合言葉に、米や、、Tシャツやサンダルなど持った市民らが押し寄せているとある。日本で津波が起きた時、住民同士が助け合う姿に感動したとボランティアの活動も活発となっている。

 この大災害、いずれも地球温暖化、異常気象が原因だという。

 地球温暖化対策を話し合う19回目の国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP19)が11日からポーランドのワルシャワで開かれている。その席上で、巨大台風で大規模な被害を受けたフィリピン政府代表団が演説し、「祖国を襲った極端な異常気象は狂気だ。私たちでなければ、誰がいつ地球温暖化を食い止めるのか」と、涙ながらに交渉進展を訴え、会議参加者に大きな感動を与えたという。

 地球温暖化による異常気象は狂気だと訴えたフィリピン代表。確かにそうだといえる。地球温暖化は魔物。近い将来、必ず地球全体を絶望の淵に追いこむ事態をを招くこととなるだろう。地球温暖化は核の恐怖に劣らぬ恐怖だといっても過言ではない。

 それにしても日本政府の対応。2005年比で20年の温室ガスの削減目標3.8%の提案。参加国代表からその「後ろ向き」姿勢に失望の声が上がっているという。

 水俣病を含め、多くの環境問題を国中で力を合わせ克服してきた実績を持つ日本。地球温暖化対策のリードマンとして、積極的な取り組みが大切と考えるがいかが。