毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

礼文島香深の昆布が取り持つお友達

2013-11-12 14:35:55 | 日記

  朝の連続テレビドラマ「ごちそうさん」ではないが、料理好きの“うちの奥さま”、料理にはだしが大切と仰る。それも昆布と。昆布は北海道産に限るそうだ。

 数ある北海道の昆布から、好みの物を見つけるのは大変だ。市内のデパートで、毎年開かれる「北海道展」を見て回り、1年分の昆布を買いこむ。その時は毎日が日曜日のわたしが必ず荷物運びのお伴を言いつかる。

 産地ごとに名前がつけられた昆布の種類は沢山ある。我が家の奥さま、始めは、利尻昆布を使っていた。だが、利尻の昆布屋さん、家庭の事情から突然来られなくなった。しばらくは、宅急便で送っていただいたが、不便なことこの上ない。

 何年前だったか覚えていないが、ある年の12月、市内のデパートで開かれていた「大道産子市」に夫婦で出かけた。そこで出会ったのが、礼文島の昆布漁師、宇佐美さんご夫婦。

 香深の昆布にはところどころに小さな穴があります。この穴は、雲丹が食べた証です。礼文はうにの島と呼ばれるほどうにが豊富な島です。この昆布、利尻の昆布とは少し趣が違います。ぜひ使ってみてください。

 昆布について熱心に説明される宇佐美さん。好感度抜群。その瞬間に我が家のだしは利尻の昆布から礼文の昆布に変わった。

 それを機会に宇佐美さんご夫婦との長いお付き合いが始まった。といっても、お会いするのは、毎年開催されるデパートの「大道産子市」の時だけ。 「大道産子市」はあしたから開かれる。お会いするのが楽しみでしようがない。

 今年の夏、NHKテレビで「夏 さいはての島をゆく~北海道 礼文島~」の旅が放映された。    

 そのときの説明文。                                                              日本海に浮かぶ礼文島。島南端の「知床」集落を出発し、北端・スコトン岬まで。海上にそびえる利尻富士を車窓に望みながら、海岸沿いの道をたどる路線バスの旅。7月と8月は、島が一年で最も活気と彩りにあふれる季節。全国一の水揚げ量を誇る島のウニ漁の港に立ち寄る。島の北部、ゴロタ岬近くの浜では2人だけで暮らす老夫婦に出会い、厳しい島の自然を生きてきた思いをきく。旅人は、俳優・平岳大さん。

 宇佐美さんからいただくメールや写真で想像した礼文の島の風景が写しだされた。1度も訪れたことのない礼文の島、その景色はまったく想像していたとおり。

 今日北海道は大雪。冬の礼文の寒さは格別でしょう。機会があればぜひ1度訪ねたいと思っています。