今朝も朝からの大雨、鬱陶しい気分になる。昼過ぎには曇りとなった。
小さな我が家の庭は、うるさかったクマゼミに代わってツクツクボウシが美しい声を奏でている。やまぼうしの黄色くなった枯葉が庭いっぱいに広がった。気温もかなり低くなっている。今夏当地では35℃を超える猛暑日が0だったという。まさに秋だ。日に日にその感が深まってくる。
安倍総理は、党役員人事と内閣改造を実施し、自民、公明両党による第2次安倍改造内閣を今日発足させた。幹事長には谷垣前自民党総裁をあて、最大のライバルと思われた石破幹事長を閣僚に取り込み、主要閣僚を軒並み留任させ、あとはお友達で囲んだ。夜の記者会見で「実行実現内閣」と強調された。
4月増税後に落ち込んだ景気の回復が遅れている。新聞各紙はアベノミクスは曲がり角にあると報じている。大企業の業績も生産拠点を海外に移したことなどで円安効果は少なく、貿易赤字が続いている。失業率も2月連続の上昇だ。物価も上昇の傾向にある。
サラリーマンの賃金は上がったが、7月の消費者物価指数は前年同月より3.3%上昇。物価上昇に追いつかず実質賃金は下がっている。
一方、年金生活者に給与はない。年金だけが頼りだ。今年4月に年金は大幅に減らされた。4月からの消費増税、その後の物価高。年金生活者にはダブルパンチ。
期待しても無駄かもしれないが、安倍第2次内閣に期待するほかない。非正規労働者や年金生活者など底辺の人たちに少しだけでも目を向けてくださいとお願いするばかりだ。
集団的自衛権の閣議決定などで、戦争への道に繋がりかねない政策には反対です。国民の最大の誇りは戦後69年の間平和を守り続けてきたことです。