珍しく秋空が広がっている。去年ブログに「長寿の村高山のリンゴ」と投稿した。9月に入り、待ちに待った今年はじめてのリンゴが届いた。「つがる」1ケース。昨年より3日早い。
この夏の異常気象は全国各地で目を覆うばかりの大きな災害をもたらした。食欲の秋果物の秋となったが、リンゴの産地長野はどうだったろうと天候を心配したものだ。早速送っていただいた山嵜さまに「リンゴがとどきました」と電話を入れた。山嵜さま元気なお声で「雨はひどかったが台風が来なくてよかった。台風がくれば果物は全滅です」と言われた。農家の仕事は天気との闘いだとも。「美味しいリンゴを毎年ありがとうございます。栽培作業は大変でしょうが、がんばって末永く我が家の食卓を賑ぎ合わせてください。」とお礼の言葉を返した。
前に送っていただいていた写真です
早速「つがる」の1つを仏壇に供え、完熟の新鮮なリンゴを夫婦でいただいた。今年のリンゴの味は格別。美味しいねと“うちの奥さま”と思わず顔を見合わせた。明日からの我が家の食卓、夏の間欠かさずいただいていた西瓜からリンゴへと代変わり。しばらくはリンゴが主役。幸せ、幸せ。
この時期、リンゴが届くと京都にいる孫のことを思いだす。生まれてから間もない時期にアトピーを患い食事制限を受けた。5穀を断ち、食べられるのはサツマイモだけ。回復しかけた時に最初に食べたのがリンゴだった。その孫今は大学生。高校時代には野球部で大活躍した。今があるのは食事代わりにただいたリンゴの精かもしれないな。
まだまだ、次々にリンゴ送られてくる。「つがる」の次は「信濃スイート」、それから「王林」、最後は「ふじ」と大いに楽しみだ。「せんしゅう」という種類もあったかな。それぞれに味が違い、秋を堪能させてくれる。