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おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

御嶽山が7年ぶりに噴火した

2014-09-27 21:11:50 | 日記

  27日午前11時30分ごろ長野、岐阜県境にある御嶽山が噴火した。噴火は2007年3月以来7年ぶり。多数の死傷者が出ているという。この時期は紅葉も見ごろ、入山者も多く山頂に150人以上が、噴火口周縁の剣が峰付近には100人ほどが取り残されているという。

  天災地変は避けて通ることのできない宿痾(しゅくあ)のようなもの。怖いことこの上ない。今年、広島では大規模な土石流が発生し、沢山の方々がお亡くなりなった。ただただ、ご冥福をお祈りするよりほかにない。

  台風や大雨についてはわずかではあるが事前にその対策を立てることも可能だが、火山噴火や地震はいつどこで起きるか全く予想がつかない。被災された方々には不運としか言いようがない。

  1991年(平成3年)の雲仙岳大火砕流を思い出す。犠牲者は報道関係者16人、火山学者ら4名、警戒に当たっていた消防団員12名、報道関係者に同行したタクシー運転者4名、警察官2名など計43名。火砕流の発生したのは午後4時8分。

  その時、雲仙から約26キロ離れた小雨の降る熊本市内を車で移動中だった。突然外が見えなくなった。急ブレーキをかけ呆然となったものだ。べっとりとコールタールのような火山灰が車全体を覆っている。何が起きたかさっぱりわからない。時計は4時半を指していた。テレビのニュースで雲仙の大火砕流と知った。

  火砕流が熊本に到着したのは発生から約20分後、雑な頭でその速度を計算すると時速60キロを超える。火山噴火の恐ろしさを初めて知った。はたして現地にいたら無事に逃げおうせただろうかと。

  おかげさまで、今年傘寿を迎えることとなる。これまで何事もなく過ごせたこと感謝の一語につきる。