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重陽の日はうちの奥さまの誕生日

2014-09-09 22:39:38 | 日記

 9月9日は"うちの奥さま”の誕生日。お祝いは何にしようと考えたが、結局は例年どおり「ハッピーバースディ」の言葉だけのお祝いとなってしまった。わがままな亭主に日に3度の食事のお世話と掃除に洗濯。とても感謝しています。だが、形にするのが全く下手な亭主、ごめんなさいね。

 この日は重陽(ちょうよう)の節句。重陽は五節句の一つで、旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれる。

 陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる9月9日は重陽と呼ばれ、陽の気が強すぎるため不吉とされ、それを払う行事として節句が行なわれていた。9は1桁の数のうち最大の陽であり特に負担の大きい節句だが、後に「陽の重なりを吉祥とする考えに転じ、祝い事の日」となったと辞書にある。

 重陽の節句では邪気を払い長寿を願って菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝うというが、誕生日を兼ねたその夜の食事は現代風に最高級のワイン(わが家では最高の意)を1本、夫婦でゆっくり会話を交わしながら飲みほした。

 奥さまの誕生日は吉祥の目出度い日と重なる。庭を照らす今夜のお月さまはスーパームーン。若ければロマンティックとでもいうのだろうが、何せ二人はご老体、ワインがほど良く聞いてきた。

 来年は、50年連れ添った奥さまに言葉だけでないささやかな贈り物で感謝の気持ちをつたえよう。1年さきのことをいうと鬼が笑うという。鬼さん笑わないでくださいね。