今日から6月。暦をめくるのも老後の生活で楽しみの一つ。梅雨も間近かだ。ブログを始めてから「まいにち続けることが大切」と中断はあったものの2年がたった。
最初はボケ防止のためと軽い気持ちで書き始めたブログ。最初のころは持ち駒も多くすいすいと楽な気持ちで投稿することができたが、回を重ねるごとに持ち駒が少なくなり、何を書けばよいか、悩む日が多く、ベットの中で目が冴え眠れない夜がしばしばあった。(デメリットでしょうか)
自分の文のつたないこと、手持の語彙の少ないこと。文法、漢字、古事ことわざ等の知識が声ほど不十分なことを初めて知った。足りないものばかりだということをブログが気付かせてくれた。
また、若者たちの新しい言葉やカタカナ語にも悩まされたものだ。若者言葉の変わり身の早いこと、早いこと。老人にとってついていくのは試練の技。まったく自信をなくし、ブログを辞めようとそのチャンスを窺ったことが何回もあった。
だが、ブログを書くことで得たものの多さには驚いた。まさに宝の山を掘り当てたかのような感じがする。
毎日のテレビや新聞で出てくるカタカナ語、知らない言葉、若者語はその場でメモし、PCにその日のうちに残しておく。暇にあかせその意味を調べる。その整理がまた一仕事だが、我が家のパソコンに新しくカタカナ語のページを作った。さらに、新語辞典の項目も作りその語数がだんだんと増えていく。
さらに送り仮名、迷うことはしばしば。人の知識はあやふやなものだと気づき疑問があれば必ず辞書を引く。引いた場所はピンクの蛍光色でマークする。時がたつにつれピンクのマークが増えてきた。
ブログを初めてその素晴らしさに初めて気づいたこと。得たことを箇条書きにしてみた。
1 国の政治や社会の出来ごと、経済情勢に強い関心を持つことができた。保険や年金、医療、育児など巾広い分野についても関心が深まった。
2 国際情勢の知識が増え、自分自身の問題としてとらえようとする意欲が湧いてきた。
3 哲学や宗教について、特にイスラムについておぼろではあるが知る機会が増えた。
4 日本という国がこれからどう進むのか。年を取ったからと言って無関心ではいられない。安倍総理の進める戦争へとつながりかねない積極的平和主義。立憲主義の意味を知る ことができた。
5 新聞やテレビのニュースなどから新鮮な知識を今まで以上に得ようとする意欲が涌いた。
6 読書の時間が大幅に増えた。 ETC。
毎日が日曜日!と言って安穏に過すことがないように。「いくつになっても勉強は大切だよ」と。ブログはいう。これからも欠かさずブログを続けることをこの6月の誓いとした。