九州南部に停滞した梅雨前線は鹿児島県や熊本県南部に、連日、記録的な雨を降らせ、各地で浸水や土砂崩れなどの被害を出している。早く梅雨は終わってて欲しいものだ。これ以上の災害はもたらさないでくださいとお願いしたい。
梅雨明けとなる7月中頃までにはまだ随分と日にちがある。その間にも、大きな災害がいつ起きるかわからない。ない知恵を絞り、思いつく限りの対策が必要となってくる。
気象庁の発表によると、鹿児島県の口永良部島新岳で、今日正午過ぎと午後4時過ぎに再び噴火が起きたという。先月29日の爆発的噴火以来、住み慣れた島を離れて避難中の島民の方々の帰島はまたまた難しくなったようだ。幾度か実施された一時帰島も中止になったそうだ。
住み慣れた故郷を自分の意思にはかかわらず、追われるように避難生活に入る。これほど厳しい悲惨な現実があるのだろうか。天災とはいえ住み慣れた島を離れなければならなくなった島民の方々の苦しみはいかほどだろうかと、心にかかる。
福島原発事故の被災者もまた同じ。天災であれ、事故であれ。避難されている方々、1日も早く、もとの生活を取り戻せるよう出来るだけの対策を、行政にお願いしたい。、