梅雨入りと同時に猛烈な雨が降ってきた。
気象台によると、五木村と天草市牛深では1時間に40ミリを超す激しい雨。同9時までの24時間雨量は、天草市牛深204・5ミリ、山都町201・5ミリ、山江村197・5ミリ、熊本市124・5ミリなどとなっている。
八代市坂本町では土砂崩れで道路が寸断され、15世帯24人が孤立。同市毘舎丸[びしゃまる]町では民家3棟が床下浸水。苓北町志岐でも1棟が一時的に床下浸水した。天草市では牛深地区の全域に一時避難勧告が出され、勧告は正午過ぎに解除されたが、民家裏の土砂崩れや道路の冠水、国道沿いの倒木など。の被害が出た。
JRは肥薩線は雨量計が基準値を超えたため全線で運転を見合わせ、鹿児島本線は玉名市内で倒木が見つかり、玉名-植木間が不通となった。豊肥線も一時、立野-内牧間で速度規制。肥薩おれんじ鉄道は全線で徐行運転し、九州新幹線も一時運転を中止した。とニュースが出た。
例年であれば災害の起こるのは梅雨の末期に多いというが、今年の梅雨は少し違うようだ。
梅雨は嫌いだ。蒸し蒸しとした雨の日はもちろんだが、大雨による災害はもっと怖い。老人家庭では、避難場所を含め出来るだけの安全対策が大切。この梅雨どうやって切り抜けることができるか思案のしどころだ。