沖縄気象台は11日午前11時、沖縄地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年は23日ごろで12日早く、昨年より15日も早いそうだ。
それに比べ、九州地方は梅雨前線の活動が活発となり、熊本、鹿児島、長崎各地で大雨に見舞われ、大きな被害が出ていると、終日テレビがニュースを流していた。
熊本県では県内34ヵ所で土砂崩れや冠水の被害があり、苓北町の一部では避難指示が出たほか、最大13市町村の約11万9千世帯、約30万9千人に避難勧告が出された。熊本市全域にも避難勧告が出されたが、凡人のあさはかさ、避難所が何処かも知らず、何をどうすればよいかさっぱり分からず、電気器具のスイッチを切るのがやっとだった。
長崎県では、長崎市と南島原市でがけ崩れにより住宅3棟が一部損壊、雲仙岳のすそ野の水無川では長さ300㍍、幅65㍍の土石流が発生。鹿児島県でも夜になって雨が強まり、国道の冠水などで乗用車2台が水没、公共の交通機関の混乱は終日つづいたという。
娘は毎日、熊本から薩摩川内の職場まで新幹線で通っている。さすが新幹線この大雨でも運休しなかったとすっかり喜んでいた。
誰もそうだろうか。じめじめとして、うっとうしい梅雨の時期は大嫌い。1日も早く梅雨明けの声がききたいものだが、今はまだ梅雨の始まり。沖縄の梅雨明けがうらやましくてならない。この梅雨、これ以上大きな被害が出ないようにと願っている。