サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会決勝トーナメントの初戦はオランダに決まった。世界ランキング4位の日本に対しオランダは12位。予選での失敗?を繰り返さない。質の高い自分たちのサッカーで勝利を期待したい。優勝候補の米国、ドイツ、フランスは順調に1次リーグを1位で突破。そのため日本はそのチームと決勝まで戦うことはない。
一方、夏の全国高校野球大会の幕開けも間近。熊本大会の組み合わせ抽選会が開かれ、64チームの対戦相手が決まった。
サラリーマン時代は自称プロ野球、それも巨人の猛烈なファンだったが、孫が高校で野球を始めてからは高校野球の大ファンに変身。それ以来、まったくの野球オンチだった“うちの奥さま”も高校野球のファンに仲間入り。孫の出る試合には、練習試合であろうと公式戦であろうと、遠くは宮崎、鹿児島まで必ずついてまわったものだ。抽選で孫の出身校熊本高校の対戦相手は強豪文徳高校きにまった。やはり気になる結果だ。
県大会の試合開始は7月5日。その日がとても待ち遠しい。県大会は熊本の藤崎台県営球場が主舞台、1回戦の一部試合は県営八代球場でも行われる。
孫は今大学生だが、孫がいなくても高校野球は見逃せない。八代までは無理だとしても、時間の許す限り藤崎台のバックスタンドに座って64校を応援したい。藤崎台球場の夏の暑さは格別だ。第1試合の前半くらいまではどうやら楽しく応援できるが、昼過ぎになると真夏の太陽が真上からバックスタンドを照らし、焦熱地獄に変わる。
球場の後ろに高さ20㍍を超える天然記念物に指定された8本の大クスが立っている。大クスは外野スタンドに涼しい大きな影を作ってくれる。焦熱地獄のバックスタンドからそこへ避難することもしばしば。熱射病には注意が必要。水分をたくさん取りながら、今年も楽しい想い出ができるようにと願っている。