毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

相良三十三観音めぐり

2014-09-25 06:46:35 | 日記

   相良三十三観音霊場(さがらさんじゅうさんかんのんれいじょう)は春と秋のお彼岸に合わせ一斉開帳される。

 相良三十三観音は熊本県人吉市及び球磨郡内にある33ヶ所の観音霊場である。18世紀の終わり頃、観音菩薩の三十三の悲願にちなんで選定され、巡礼の地とされるようになった。二十年も前のことだが人吉には3年ほど住んでいた。だが、仕事に追われ「三十三観音めぐり」についての知識は全くなかった。

 一昨年のこと、秋のお彼岸中日に、妹夫婦が「三十三観音めぐり」をぜひ一緒にと誘ってくれた。車ではあるが三十三か所を一日で回るという。体力に自信はなかったが、せっかくのお誘いよろしくとお願いした。

 朝四時に起きて高速道を通り人吉へ。最初に訪れたのは市内中心部にある旧相良家の菩提寺「願成寺」境内南にある一番札所。朝がはやいためかまだなんの準備も出来ていない。静かにお参りした。

 観音堂は、観音さまが鎮座される聖域。お堂にお手水(頂水)がある場合は、手を洗い、口をすすぎ、身を清め静かにお参りする。さい銭箱のある場合はお賽銭を入れ、鰐口がある場合はこれを軽くならし、合唱してお参りする。きっとご利益をいただけることでしょうとある。

 それぞれの観音堂のお世話は地区の方々が総出で行うとある。開帳期間中はお茶、お煮しめ、お結び等のお接待がある。お世話いただく地元の方々とのゆっくりとした会話がとてもさわやか。簡単な地図を頼りに次の二番札所に向かったがどうにも場所がわからない。場所を訪ねようと思っても朝が早いためか誰とも出会わない。札所らしきところを何度も回ってやっと見つけた。孟宗林の奥の高い階段を上ったところが札所だった。朝の空気が気持ち良い。まだ2番目の札所だが、お参りしてよかったとつくづく思う。

 八番札所「湯の元聖観音」でお接待を受けた。暖かいおこわのお結びに味噌汁。おいしかった。この味は今も忘れられない。十一番札所「永田(芦原)聖観音」でのお接待は朱色に染まったみょうがの酢漬け。お接待の方々と会話がはずみ〝うちの奥さま”その作り方を早速教わった。

  (わが家のみょうが酢漬け)

 時間に追われながらの観音めぐり、終わりに近い三十二番の札所は「新宮寺六観音」は錦町指定の重要文化財。竜宮のような門をくぐり32段の石段を登れば53年間もかかって作られた6体の観音様が待っていた。静寂な黄檗宗新宮寺の境内は見事なかえでの林につつまれている。紅葉の時期にもう一度尋ねることが出来ればと欲が出てきた。

 思いがけない「相良三十三観音堂めぐり」。さわやかな彼岸を迎え、昨日のことのように思い出される。一日で回りきるのは大変だったが、忘れられない素晴らしい一日を妹夫婦にいただいた。感謝、感謝。

  

 

 

  


小さなお庭に季節外れのバラが咲いた

2014-09-24 11:37:22 | 日記

    心配する暇もなく台風16号は去って行った。西日本では大きな被害が出なくてよかったが、近畿以北ではかなりの被害が出たようだ。名古屋では地下鉄が浸水した。9月は台風シーズン。16号が去ったからと言って、まだまだ油断は禁物。南の海上には今も台風17号がたんたんと本土をうかがっているようす。

  台風一過の秋空は気持ちよい。我が家の小さな庭には落ち葉が一杯。そのそばで黄色いバラが2輪咲いていた。ヒリンドンだ。バラの季節はとっくに終ったのに。ありがとう。老人夫婦を十分楽しませてくれました。

   

  交通事故で散歩のできない朝一番のお仕事は庭のお掃除。遅咲きの可憐な黄色いバラの花をながめながら、朝の空気を胸一杯に吸い込んだ。


散歩を兼ねたお買いもの・秋のお花が一杯

2014-09-23 16:56:44 | 日記

   居間の蛍光灯がピカピカし始めた。坪井の遊水公園のそばにある大型電気店まで、少し遠いが散歩を兼ねて蛍光灯を買いに行くこととした。

 8月30日の交通事故以来初めての散歩。周囲の風景が随分と違う。懐かしくてしようがない。秋も深まり遊水公園のお花畑は秋のお花の真っ盛り。

 鶏頭の花の赤さは格別だ。血を流したような赤さだ。道路脇に植えられた彼岸花も今が盛り。遊水公園のとんがり帽子の排水門の側に黄色い花が咲いていた。訪れたことはないが、雑誌などで何度か見たオランダの風景だ。ピンクのコスモスはやさしく風になびいている。

       

 

      

  ふと昔を思い出した。まだ小さかった孫が鶏頭の花をみて“脳みその花”といっていたことを。鶏のとさかから連想したのだろう。その孫も今は大学生。京都で暮らしている。

  久しぶりの散歩、疲れてしまった。早くもとの元気な体に戻りたい。

  明日は台風16号が九州に接近すると予報が出ている。今度の台風は雨台風というが怖い事に変わりはない。大きな災害をもたらさないことを願うばかりだ。


先生の意見が異なる太ももの傷

2014-09-22 19:47:22 | 日記

   先月30日のブログに書いた。

  後ろから来た自動車に接触されずでんどうと転倒した交通事故。かすり傷程度の軽いけがですんだのは不幸中の幸いと書いたが、そうは問屋が卸さなかった。

   顔やすね、ひじなどの傷はすぐに治ったが、太ももの打撲は重症だった。3週間が過ぎても青黒く地図のように広がった傷はまだ治らず痛みがひどい。クリニック通いが毎日の日課となっている。クリニックの先生が、太もものに血がたまっている。チョコレートを溶かしたような血の塊だ。切開して出した方がよい。手術はここでも出来るが患部が広く、入院しなければならないこともある。ここには入院設備がないので初めに受けた病院と相談してくださいと言われた。心配になってきた。早速事故の日に運び込まれた病院の救急外科に診察の予約を入れた。

  病院では担当の若い先生がCT写真を見ながら詳しく傷の状態を説明された。どうも切開には乗り気でないようだ。1月もすれば自然にその血は散ってしまうことでしょう。この手術、穴をあけて血を絞り出すような簡単な手術ではありません。手術するかどうかはしばらく結果を待った方がよいのではといわれ、3週間後にまた様子を見させてくださいと仰った。

  自分も気持ちとしてはなるべく手術は受けたくない。その帰り、クリニックによって結果をクリニックの先生に説明した。すると先生。切らないといけない。長い外科医としての経験がある。必ずその傷は残る。といわれる。

  どちらの先生の診断が正しいのだろう。自分では判断ができない。そうだ、3週間後には結果が出ることだろう。

  何も考えずのんびりゆっくりとその日を待つことにしようかな。



 

  


散歩を兼ねたお買いもの

2014-09-22 15:39:23 | 日記

   16号台風が九州北部に接近するというが、今日は秋晴れのよい天気。

  居間の蛍光灯がピカピカ点滅し始めたので、2キロほど離れた大型電器店まで蛍光灯を買いに、散歩を兼ねて歩いて行くこととした。事故の傷の痛みも随分和らいできた。無理はしないとゆっくりゆっくりと歩いた。

  しばらく散歩を休んだためか、周囲の景色がすっかり変わっている。いつもの散歩コース、坪井の遊水公園。お花畑がすっかり広くなっていて、赤や黄の季節の花が真っ盛り。道路脇に植えられた真っ赤な彼岸花が秋の深まりを感じさせる。薄いピンクのコスモスもちらほら咲いている。

                   

 

           

  鶏頭の花の赤は見事なものだ。ふと、孫がまだ小さかった時のことを思い出した。鶏のとさかにもみえる鶏頭の花を孫は“脳みその花”と呼んでいた。“脳みその花”を見に行こうと随分さそわれたものだ。その孫ももう大学生。真っ赤な鶏頭の花の写真をメールで送ることとしよう。 

               

  久しぶりの散歩だったが、疲れてしまった。早く元気な自分に帰りたい。

  16号台風の通過に伴い、屋久島地方では1時間あたり120ミリの豪雨となり、かなりの被害がでたようだ。台風は怖い、この台風、雨台風ともいわれる。大きな災害をもたらさないことを願うばかりだ。