新歌舞伎座特別公演に出かけた。
新歌舞伎座では、2回目、
2年振りの公演である。
氷川きよし君には私の母も、
今は亡き妻の母も特別の思い入れがあった。
「氷川きよしを見ると、○○を見ているみたい。」
私の長男のことである。年齢こそ彼とひとつ違いだけど
似ても似つかないと私は思うのだが、、、、。
東京に住んでいて、めったに帰ってこない。
孫に会いたい気持ちもそういう感情を生むのだろう。
テレビに出ると、ふたりの電話での会話は彼と長男の似ているところ
いかに、彼が素晴らしいか、が延々と続いていた。
一昨年は、チケットを取るのに困難を極めたが
今回は、ネットのおかげで
すでに昨年の8月にチケットをゲットしていた。
それもかなり良い席を。
ところが、この公演を一番楽しみにしていた
妻の母が9月に亡くなり
彼女の夢は、かなわなかった。
充分楽しめる。
氷川きよし君で結ぶ家族の絆。
天国の義母もきっと
会場のどこかで見ていたことだろう。
しかし、きよしグッズのペンライトを振って
一緒に歌って、一番はしゃいでいたのは、
実は、私なのだ。
これも自己チューB型のなせるわざである。