【赤柿の花。富有柿の受粉樹だ。言わば柿同士の相棒だ。】
冷徹な杉下右京(水谷豊)と熱血漢の亀山薫(寺脇康文)
による警視庁特命係の凸凹コンビがヤマを追う
人気刑事ドラマを映画化した、
「相棒-劇場版-絶体絶命!
42.195km東京ビッグシティマラソン」が
5月の大型連休に独り勝ちだったたらしい。
興行収入50億円突破は確実な勢いで、苦境続きの
東映にとっては救世主になったということだ。
さて、その裏には、どんな仕掛けがあったのだろうか。
そもそも“ゴールデンウイーク”という名前の由来は、
1951年に当時の大映が「盆や正月並みの映画の書き入れ時」
として呼んだのが始まりということは周知のことだよね。
ところが、今年は、どの作品も興収10億円前後と
伸び悩む中で「相棒」だけが好調にスタートしたのだ。
1-6日には全国で125万5,000人を動員して、
興収15億2,377万円。客層はドラマの視聴者層の30、40代
だけでなく10代から60代まで幅広いということだ。
東映邦画系で過去最高の興収51億1,000万円を稼いだ
「男たちの大和/YAMATO」と比べ、
現時点での興収比で238.7%と50億円突破は確実。
東映は当初「まず30億円。50億円は理想」と控えめだったが、
この快調ぶりに、今回の映画の和泉聖治監督は
「相棒」のシリーズ化をぶち挙げているほどだと言う。
ヒットを導く土台はあったのだ。もともとテレビ朝日の
看板ドラマとして人気が定着、最新シリーズの
平均視聴率は18.3%(ビデオリサーチ、関東地区)と
固定ファンが見込めた。
さらに、25年ぶりの映画出演となった主役の水谷豊さんの
「怒濤のプロモーション活動」(映画関係者)が後押しして
浮動層をも取り込んだ形となったらしいね。
「シャイな水谷さんは若いころ、大のインタビュー嫌いで
知られていた。だが、今回はスタッフの懸命の説得もあり、
意気に感じて『覚悟した』と積極的に宣伝に協力。
テレ朝はもちろん、NHKやTBSでは昔のヒット曲も
歌ってみる大サービスぶりだった。
めったにバラエティーや音楽番組に出ない
水谷さんだからこそ効果も倍増。
これで10億円は上積みした」
とライバル社の邦画宣伝マンは語ったらしい。
何よりも作品自体にパワーがあったと
映画ライターのH.A.さんが語る。
「現実の事件を連想させる重厚なストーリーに
ファンは満足した。重いだけでなく、水谷・寺脇(康文)の
掛け合いが生み出す面白さとのバランスがいいし、
人気先行の俳優ではなく西田敏行、津川雅彦ら
芸達者を脇に起用したのも心憎い」
刑事ドラマの映画化ではフジテレビの「踊る大捜査線」に
一日の長がある。
「『踊る-』は軽妙さが持ち味の織田裕二さんムービー。
映画としての懐は硬軟のバランスが取れた『相棒』の方が深い。
刑事ドラマに手慣れているテレ朝の巧さ」とH.Aさんが〆た。
さらに、刑事ものが流行る遠因にはヒーローの出現を望む
社会不安があるのかもしれない。
社会不安の時代には必ず、ヒーローが生まれるね。
この映画。全国ロードショーと謳いながら
地方ではシネコンでも上映されてない映画館が多い。
でも、あまりにもの大ヒットと地元からのリクエストが多く
急遽2週間限定の上映を決めた映画館もあるようだ。
もちろん私、まっちゃん。まだ観てませんが
DVDでは無く、上映中に観てみたいものだと思っています。
ちなみに、水谷さん。手塚治虫氏原作のバンパイヤに
子役ながらの主演がデビューと思われがちですが、
私、まっちゃんは彼がもっと小さい時にテレビで拝見した
記憶がありますよ。(何せ、彼。私より1歳年上。憧れでした。)
ちなみに彼、5月14日にセルフカヴァーのCDを発売。
もちろん私、購入してしまいました。「やさしさ紙芝居」。
大好きな曲なんです。限定盤DVD付きCDが人気ですが
私は通常盤にしました。通常盤の方が2曲多く収録されている。
単なるそれだけの理由ですが。レコード会社も商魂逞しいわ。
2枚買わせる商戦に打って出た訳だ。「2枚揃えて相棒」だと。
【我が家のギョリュウバイ。切花に重宝。奥さんの相棒だ。】
エッ、「相棒」。観はったんですか。
触発されたというのは、冗談でしょうが
これは、是非とも観なければいけませんわ。
でも、今月は天地ひっくり返っても無理やわ。
いつまでやってるのやろか、、、。調べてみますわ。
ロードショー中に絶対、観るぞ。と心に決めたわ。
フーン、でも何しろまっちゃんとこ、ど田舎やからな。
どないして、時間作ろうかな、、、。出るのはため息ばかり。
おおきにでした。[E:eye][E:ear]
今これから、トンネルズの『食わず嫌い』に水谷さん、出演するので観ます。
前からファンですが、またすっかり嵌まってしまいましたわ。
赤柿は昔、中秋の名月に欠かせない柿として
市場でも商品価値があり、高値で取引されていましたが、
今は、受粉樹としての価値しかありません。
花粉を採取した後、摘果して実り、赤く色づいたら
脱渋して、欲しいという方に差し上げています。
時代は変わりました。
ギョリュウバイ。今年とても綺麗に咲いてます。
道行く人も「何の花?」と訊ねますよ。
水谷さんは、ほぼ同じ年代です。
益々深みのある俳優さんになっていくので
私もよい励みになっています。
ご訪問ありがとうございました。[E:eye][E:ear]
水谷豊さん、テレビでしか知りませんが、味のある良い役者さんですね。