【デプラデニア(マンデビラ)ルビースター・綺麗に咲きました!】
私の住んでいる町の文化会館では、大ホールで
主催事業と銘打って映画上映(年6回)と
プロの音楽家を招聘(年1回)しコンサートを開催している。
今回は、海援隊。
(田舎ではチケット売れないよね。)
(武田鉄矢氏は、高野山が好きらしい。)
(ここは、高野山じゃないよ。○○町だ。)
昨年は、伊勢正三・太田裕美・大野真澄。即、完売。
その前は、オカリナの宗次郎。なんとか完売。
そしてその前は、太鼓集団の鼓童。完売。
森山良子さんの時は発売後、5分で完売。
でも、今回はチケットが全然売れない。
ドラマ「夫婦道」が一番好きと言ってた人も
見に行く気がない。
いつも「チケット買った?」と尋ねる人も
聴きに行く気がない。
私だって、こんなに音楽大好き人間なのに
海援隊のCD1枚も持ってない。不思議?
何故なんだ。
イメージがコンサート向きじゃないのかな?
コンサート・タイトルは「君の住む町へ」。
折角こんな田舎まで来てくれるんだからと
義理でチケットを買って出かけました。
(主催者も売る努力をして、自分達も買えよ?)
(来週は、大阪城ホールでのユーミンの
シャングリラⅢへ行くのにネ。)
でも、楽しみにしている人もいるんだ。
人口に比して、ホールのキャパが多い?
結果は・・・・・。
なんと良い意味で私の不安を裏切ったのだ。
満席ではなかったが、9割の入り。
開演になっても客席の照明が落ちない。
そこへメンバー3人が登場。
いきなりメンバー紹介。(これも、演出。)
新曲「早春賦」からスタート。
トークで客の心を掴んで、舞台と客席が一体となった頃、
客席の照明が落ちていく。舞台のみの照明となる。
武田さんのトークがこれまた期待した以上に絶妙。
お腹の底からいっぱい笑え、
そして大粒の涙がこぼれたコンサートは
数多く観た中で、初めての経験だった。
【私の奥さん曰く、「今まで観たコンサートで一番良かった!」】
まさにハートフル。(写真は開演前です。)
初めて聞く曲もあったが
心にすっと染み入ってきた。
心をこめて表現することはとても大事だと思う。
人が人を感動させること。共感すること。
これこそ表現の素晴らしさであり、大きな喜びである。
でも、今回のトークにしろ歌にしろ
その根底にあるのは、生命の輝き。
次の世代への生命のリレーがテーマだった。
何度も書くが私の命題とまた出会ったのだ。
会場の大爆笑の渦の中で、
私はそんなことを考えていた。
アンコール曲の「巡礼歌」にそれが如実に表現された。
素晴らしい夜だった。
【余談】
我が家の裏庭のツバキも実をつけて
次に生命をつなごうとしている。
海援隊人気だと思いますが--。武田鉄矢さんのトーク、感動の渦ですか。良かったですね~。
椿の実がもう茶色くなりかけていますね。このままにしておかれたら、下に沢山生えるでしょう。
おかげで、記事の冒頭をいつも綺麗に
飾ることができます。
しかし、我が家の庭に咲く花の名前。
ほとんど分からない状態。
教えていただいた花にそれぞれ名札でも
つけようかな。
みんなにひとつずつ、素敵な名前があるんですからネ。
ありがとうございました。
同僚も行ってきて、「よかった」と言ってました。
明日は、「シャングリラ」に行ってきます。
楽しみにしていったら
全然期待外れの時も無きにしも非ず。
今回のように、期待してなかったのに
心に沁みるコンサートに出会うと
何かとても得した気分です。
さて、「シャングリラ」はどうだったのでしょう?