【自然は素晴らしい、でも思わぬ脅威も待ち構えていますよね。】
【我が家の刀根早生柿園。とても元気に見えますよね。でも、、。】
9月に入って、そろそろ早生柿の収穫時期となった。
しかし、、、。我が家は失業状態である。
何故、、、?。
それは、このブログでも書いたように、3月27日の早朝の
遅霜と凍害により柿の新芽が全て枯死してしまったのである。
僅かに残った新芽も4月7日早朝の遅霜により
脆くもやられてしまったのである。
5月初旬まで、我が家の80aの刀根早生柿は芽も出なかった。
我が奥さんと二男は、枯れた枝の切り替えし剪定を行った。
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その後、新芽が発芽し葉が出始め、枝も伸びた。
しかし、この枝に果実は着くはずも無い。
収穫の秋であるが、今年はひとつの実も収穫できないのだ。
非農家の方は、この現状を知る由も無い、、、、。
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果実が無いのだから収穫作業は勿論、無い。
暇に見えるみたいである。
でも、病虫害は果実が有る無しに関わらず
襲ってくるのだから、作業は例年と同じである。
収穫の喜びが無いだけである。
収入は零である。
でも、それ以上に、、。
毎年恒例になっている友達や親戚縁者に
発送すべき秋の味覚が無いのが残念である。
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いくら言葉で伝えても、この現状は相手には伝わらない。
送るのを惜しんでいると思われるのは、
やはり。辛いところである。
ブログをご覧の皆様、果樹農家の現実は
とても厳しいのであります。
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さらに悲しいことに、来年もこの影響は引き続くのです。
懐、淋しい秋です。
でも、心まで貧しくなると生きている価値が無いのです。
大自然の中で、おおらかに生きることが出来ることに
感謝しながら、日々を生きて行きたいものです。
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【昨年の我が柿園↑。鳩山さんが訪れたのは夢だったのか、、。】