昨日の「キネマの神様」の豊中の試写会では、上映が終わると早速、多くのマスコミ各社が会場の両端や各所にズラーっと並び壮観でした。
さすがに、山田監督は日本を代表する国民的監督です、注目の高さは格段に違うと思いました。大きなカメラを抱えたマスコミには、よく名前を見かける共同通信と読める社もいて、これが早速、ネットニュースになるんだなと思いました。
昨日の「キネマの神様」の豊中の試写会が、公式HPに詳しくアップされています。⇒7/6(火)『キネマの神様』豊中市先行上映会舞台挨拶レポート
豊中市名誉市民である山田洋次監督とスペシャルゲストとして山田監督の大ファンでもある上沼恵美子が登壇し、本作の魅力や映画にまつわる二人の思い出のエピソードを対談形式で語りました。数々の困難を乗り越えいよいよ公開まであと1か月に迫った中で、山田洋次監督と深い繋がりのある豊中市の皆様を前に映画に対する想いが語られる特別な舞台挨拶となりました。
公式HPでは、山田監督の映画中心の話題になっていますが、実は上沼恵美子さんの、映画とは関係が無い、自分のお話も多かったです。ネットニュースになるのは、そういう上沼さんの話題が中心です(^^;
⇒山田洋次監督「どうなっているのか心配」コロナ禍の東京五輪開催を心配
⇒上沼恵美子、1年前の冠番組終了恨み節「ものすごく失礼」「消えたかった」…映画「キネマの神様」あいさつ
今作品は当初、志村けんさん(故人)を主演に撮影していたが、新型コロナウイルスのため死去。山田監督は当時を振り返り「コロナでどうしようかと思った。彼が死んじゃって」と話したが、沢田研二が無類のギャンブル好きな主人公を務め、上沼は「ジュリー老けましたね。でもやっぱり男前。オーラがあった」と話した。
上映後に登場した、山田監督と、隣は豊中市長。9月で90歳とは思えない、しっかりした足取りの山田監督。監督の生家は、豊中に残っているそうです。
上沼さんと対談中の山田監督。
上沼さんは、登場したら早速「ジュリーも老けましたね」上沼さんの事だから、言うだろうなと思っていました。(^^;
「私が話すとすぐ、ネットで取り上げられるんです。」そのとうり、ネットにすぐに上がりました。上がるのはいいんですが、「キネマの神様」の話題を取り上げていただきたいですわ。でも、マスコミの注目度の大きい上沼さんだからこそ、スペシャルゲストにキャスティングされたのかもしれません。駆け付けていた多くのマスコミ各社は、上沼さんがゲストだから注目も高かったんでしょうね。
今ふと思ったのは、マスコミが食いつきそうな自分の話をあえてして、話題に上るようにしていたのかもと思いました。取り上げられてこその宣伝ですからね。
山田監督の「男はつらいよ」が大好きで、小学校の頃から全作を見ている、私の体は「男はつらいよ」で出来ているという上沼さん。どうして私を出してくれなかったんですか。
監督からグッチのブローチをプレゼントされたそうで、胸の上で指さしているのが、その大きなブローチです。デカイ、思わずなんぼしたんやろ・・と思いましたが、これも宣伝費用のうちやね(^^ゞ
「キネマの神様」とは関係のない話を、延々話す上沼さん。監督は「そうですか~」と相槌を打つばかりです。
ちょうど4時頃になり、私の席の真横に出てきたスタッフの男性が、ステージ上の上沼さんに見えるように、文字の書いてある紙を差し示した。ああ、もう終了の時間なのね。
上沼さんは、それに気がついていたのにも関わらず話し続ける。そのうち、ステージ上には司会者も出てきて、困った顔をしているのに、意に介さない上沼さんは、さすがです(^^ゞ 席が2列目なので、舞台裏まで見えました(笑)
監督が最後に「映画の公開時期はまだオリンピックもやっている最中で、どうなっているのか心配です。寅さんを見たら心が温かくなるが、キネマの神様を見て心の中に、おき(熾火)が残ればいい」と語っていました。
改めて、公開日が楽しみです(^-^)