久しぶりに見た「カセットテープ・ミュージック」。⇒第92回「この曲聴くとお酒飲みたくなっちゃうよね」
(番組)思わずお酒飲みたくなっちゃう曲をマキタ・スージーが乾杯しながら紹介!ビールが印象的に使われているビリー・ジョエルの名曲、ジュリーが歌うワインの名曲、焼酎をかっくらうブルース・・・お酒にまつわる名曲を楽しみます。今日は酔っ払いながら御覧ください。
【出演】マキタスポーツ、スージー鈴木、外岡えりか
観たいTVが無いので、twitterで知った「カセットテープ・ミュージック」でも見ようかな、と9時を過ぎてからチャンネルを変えました。「あなたに今夜はワインをふりかけ」でも聴こうかしらん。
9時をだいぶ過ぎてから見たので、1曲目のビリー・ジョエルの曲は、何がかかったのか知らない(^^; ビール🍺の曲だそうです。
スージーさんと、マキタスポーツさんのお二人。置いてあるビールサーバーから、時々グラスにビールを注いで飲みながら喋る、お気楽な番組です(^^) 以下、二人のどっちが喋っているのかわからない。
「あなたに今夜はワインをふりかけ」ふりかけますよ、ジュリーはいくらでも ふりかけます。私は山梨出身です(マキタさん)この当時はまだ葡萄酒と言っていました。ワインのCMソングで有名です。くいしん坊!万才でCMが流れていた。(マンズワインのCM、キッコーマン提供の番組)
(※くいしん坊!万才は、昔はよく見ていました。この番組名が出てくるなんて、思いもよらず(笑) 懐かしい~!!今でもやってるのね?)
A面にもワインは出てくる、「サムライ」♪。はんぱなワインよりも酔わせてくれる、いい女だから、ワインをふりかける♪ (※2曲もかかると思って無かったので、チャンネル変えずに見てて良かった~)
(※2曲も聴けたからもういいと、番組を変えようと思ったら、次は河島英五さんの曲なので聴くことにした。)
(※次も河島さんの「時代おくれ」だから、やっぱり聴くことに。ジュリーと対極にある、しゃがれた低いだみ声が沁みるんです。)
『時代おくれの番組です(笑)』と自虐ネタ
ビリー・ジョエルでビール。沢田研二でワイン。河島英五で酒、楽しかったですね!
「山谷ブルース」(うわぁ~💦 ビンボくさ!(^^; これもジュリーの世界とは対極にある。今日も~ 仕事は辛かった・・♪ 68年の曲なら、私がGSに夢中だった頃やんか。時代は動いていたんだね。GS全盛期の音楽シーンに、シンガーソングライターやフォークが出てきていた。)
ここで、マキタスポーツさんがフリップで解説。70年代は【泥酔期】、80年代【酩酊期】、90年代から現代は【快期】。泥酔の時代は遠くなり、飲む酒の種類は増えていった。
(※おや「ラム酒入りのオレンジ」がある。さすがにジュリーファンのお二人。ファン以外は知らない曲です。)
「酔って候」司馬遼太郎のファンだった柳ジョージが、小説にインスパイアされ作詞・作曲した。柳はレコードの発売前に大阪の司馬宅を訪れ、発売の許しをもらっている。(※柳ジョージさんは、早くに亡くなってしまいました。久しぶりに聴いて、懐かしかったわ)
「ラム酒入りのオレンジ」♪ 可愛い曲。ジュリーのアルバム自体が酒がいっぱい。「勝手にしやがれ」はバーボンと、酒の歌ばかり。ジュリーだから許されていて、ジュリーが歌うと異国情緒が表れる。ジュリーだからこそ達成できた。
80年代になると、酒をアイテムとして扱う曲が増えた。
GSの双璧、GS出身のショーケン「ぐでんぐでん」これはもうキャラクターソング。曲はショ-ケンのキャラに乗っかった、ノベライズされたキャラクター。
「迷惑でしょうが」歌詞が『前略おふくろ様』のパロディソングになっている。タカさんはショーケンが好き。
(※87年ごろはジュリーがあまりTVに出なかったので、ほぼ歌番組を見ておらず「迷惑でしょうが」の曲を知らなかったので、誰の声かわかりませんでした。意外に素直ないい声。トンネルズがまさに我が物顔だった時代やね)
「バラとワイン」これは沢田研二の世界性がある。日本のグラムロックは沢田研二さん、日本にそれまでバラとワインは無かった。この曲はジュリー的な世界をもう一回、やり直している気がする。
RED WARRIORSのギタリストの娘さんが、「おちょやん」の杉咲花さんだそうです。
「あなたに今夜はワインをふりかけ」1曲がかかるだけかと、それほど期待せずに見ていたら、3曲もかかっちゃって、得をした気分になりました。さすがに、ジュリーファンのお二人の番組です。ジュリーファンしか知らない「ラム酒入りのオレンジ」までTVで聴くとは思いませんでした。
河島英五さんの2曲も しみじみ良かったし、ショーケンの「ぐでんぐでん」はサビの ぐでんぐでん♪を一緒に歌ってしまいました。