札幌市 漢方相談薬局(有)中村薬局~地域医療・医薬品・漢方・サプリ・調剤・AGE測定~

札幌市白石区南郷通7丁目北5-1 ℡011-861-2808
    地下鉄(東西線) 南郷7丁目駅3番出口すぐ横

和食と漢方の関係

2019年12月04日 | 日記


文化、特に「食文化」と言う文字を目にする様になりました。

でも、言葉の意味や、使われてます概念までも様々に感じています。
まずは、「文化」の定義から。
文化は、大きく2つの解釈が存在します。
1.人間の精神的な部分を向上させるような、芸術、文学、学問など
2.人間が作り上げたあらゆる生活様式

ただし、人々の共有財産となり、先輩から後輩へと伝承されない限り文化とはならない。共有、伝播、伝承されてはじめて文化となります。

食物の基本は、植物であり、生薬学的分類から本草学が、発展していきました。健康と食の思想の基盤に本草学を置き、食べ物の摂り方などの指針としました。人見必大の「本朝食鑑」、貝原益軒の「養生訓」があります。



 穀物として、麦文化ではなく、米文化を選び、
 蛋白質は、酪農の動物からではなく、周りの海からの魚介類を中心とした文化。
 それで、油文化で無く、ミネラルの塩を中心とした水の文化。

これが融合したのが、和食の原点になります。もちろん、その風土に合致した医学が、漢方(日本伝統医学)に発展していきました。

本来の食文化、医療文化を元にした生活様式が宜しいかと思います。

<お問い合わせ先>
 札幌市白石区南郷通7丁目北5-1
有限会社 中村薬局   認定薬剤師 中村峰夫
https://www.kanpo-nakamura.com/



当店の特徴と役割

2019年12月03日 | 日記

今の医療で満足しない事もあります。
また、他に今以上に良い治療法もあるかもしれませんし、併用する事でメリットが出る事も

でも、そんな情報を何処で見つかります?

ネット?

フェイクニュースやウソや騙しのサイトまであります。

そんな時に参加にして下さい。

札幌市白石区南郷7丁目北5-1
有限会社  中村薬局








年末のイベント

2019年11月25日 | 日記




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札幌市白石区南郷7丁目北5-1
有限会社 中村薬局




現代の医療のピットホール、『慢性炎症』(免疫と「病」) 

2019年02月21日 | 日記
免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス)
クリエーター情報なし
講談社

今注目されています分野です。

一過性で終わるはずの炎症反応がだらだらと続く「慢性炎症」。最新の免疫学の研究で、この「慢性炎症」が、「がん」「肥満・糖尿病」「脂質異常症」「心筋梗塞」「肝炎・肝硬変」「関節リウマチ」「認知症」「うつ病」など現代人を悩ませる病気の大半にかかわる「万病のもと」であることがわかってきた。日本の免疫研究の指導者として知られる著者が、慢性炎症の治療法と予防法を平易にわかりやすく解説!

病原体などの異物が体内に侵入すると免疫反応が発動されて、組織が赤くなり、腫れて熱を持ち、痛むようになる。いわゆる「炎症」反応だ。

通常、炎症は、からだの中で起きている異常状態に対する正常な応答=防御反応で一過的なものだが、例外的にダラダラとくすぶるように続くことがある。これを「慢性炎症」と呼ぶが、最新の免疫学の研究で、慢性炎症が「万病の素」になっていることがわかってきた。慢性炎症が深く関わっている疾患としては、「がん」「肥満、糖尿病」「脂質異常症」「心筋梗塞」「脳梗塞」「肝炎・肝硬変」「アトピー性皮膚炎」「喘息」「関節リウマチ」「老化、認知症、アルツハイマー病」「うつ病」「潰瘍性大腸炎」などがあり、現代人を悩ませる病気ほぼすべてに関与しているとといっていい。

慢性炎症は「サイレントキラー」と呼ばれ、はっきりとした自覚症状のないまま進行し、本人が異常を自覚したときには身体に回復不能なダメージが及んでいることが多い。それゆえ、慢性炎症は「死に至る病」と言われる、実に怖い病気なのだ。日本の免疫研究の指導者として知られる著者が、平易な文章と明快な図解を用いて、一般にはほとんど認知されていない「慢性炎症」のメカニズムと、その対処法をわかりやすく解説する。話題の免疫チェックポイント阻害薬を用いたがん免疫療法や頑固なアトピー性皮膚炎に対する新しい治療法なども取り上げており、こうした病気に悩まされている患者や家族にとっても有用な情報が盛り込まれている。

目次

第1章 慢性炎症は万病のもと
第2章 炎症を起こす役者たち
第3章 慢性炎症はなぜ起こる?
第4章 慢性炎症が引き起こすさまざまな病気
第5章 最新免疫研究が教える効果的な治療法
第6章 慢性炎症は予防できるのか?

 

以上がこの本の内容紹介になります。

現代の医療の治療が上手くいかない大きな原因がここにあります。

慢性炎症を改善する根本的な治療は、ほぼ皆無で、きちんと薬を飲んでいるのに治らない、悪化する現象が多くみられます。

この分野は、本書の内容でも紹介されている通りで

私は、食事の質と内容、そして漢方薬が有効に臨床現場で感じております。

そこで、以前より

西洋医学の眼で漢方薬を出しても、それは、従来の病院の薬の使い方と同じ様になってしまいます。東洋医学の眼で漢方薬を出しませんと、漢方本来の効き目も出にくい理由です。

従来は、西洋医学、東洋医学など、一つの眼での診断や治療をしますので、治療を受けてもなかなか結果が出ないと言われる方が増えてきた原因にも。

そこで、患者さんを、立体的に診る方法を模索し、

より確実に、早く、安価でお役に立つ方法に行きついたのが、当薬局の特徴になりました「医療の3つの眼」の治療提案です。



その3つの眼とは

1. 最新の医学  西洋医学

2. 智慧に満ちた 東洋医学

3. 身体の基礎  食(医療栄養学)


です。

この3つの眼を組み合わせますと、拡大から望遠まで幅広く診ることも、そして偏光レンズや電子顕微鏡などにも応用が出来ます。

これによって、病院の医局からもですが、医療関係者の治療も行うようになりました。

この医療の3つの眼を駆使して、治療アドバイスをしておりますのは、国内で唯一の医療機関になります。



《お問い合わせ先》
スキルネーム : 蝦夷のくすし

札幌市白石区南郷通7丁目北5-1

 有限会社 中村薬局  #認定薬剤師/#臨床薬剤師 中村峰夫

https://www.kanpo-nakamura.com/kanpou-pharmacist

 

<薬剤師が推奨する フードのお店>

札幌市中央区南18条西16丁目2-20
マカリイズマーケット
http://www.maccali-inc.com
電話 011-212-1421

営業時間 10:00~20:00 駐車場8台 

札幌で人気の路面電車の「ロープウエイ入口」で下車して数分の所です。

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21世紀の医療は、デカルトからスピノザに

2018年12月27日 | 日記

 

今の医療は行き詰っています。

医師や看護師、薬剤師の数が少子高齢化で日本全体の人口が減少しているのに増加しています。

そして医療技術などは格段の進歩を遂げています。

ですが、医療費も介護費も、病人も減りません。

色々な原因が考えられますが、私は、

真理の認識の方法

が大きな原因に感じております。

科学の進歩とともに、自然科学の認識の方法を哲学が補完してきました。と言うより科学的な真理の定義を哲学が作ってきました。

今の科学は、「われ思うゆえに我あり」で有名なデカルトの合理主義哲学がベースになっています。

そのデカルト式の真理の認識は、エビデンスなどの情報を教えられて認識する方法です。(今の学校教育の基本形態情報を覚えるだけ

ですが、今回のノーベル生理学医学賞を受賞した本庶佑先生が、「教科書を信じるな」に代表されるように、デカルト方式の真理は、時代、社会状況、技術進歩などで変化していきます。真理は変化していきます。真理は変化するものでしょうか?

 

そこで登場したのが17世紀の哲学の異端児、エチカで有名なスピノザ。生前は、色々な圧力で発禁処分を受けた哲学者です。

代表作エチカはユークリッド幾何学の形式で書かれ定義と公理から定理を導き演繹的に論証していくスタイルの哲学書です。

ニーチェも多大な影響を受け「超人」の概念や「神が死んだ」の哲学の基礎になったオランダ人です。

また、アインシュタインは、「スピノザの神を信じている」の名言もあります。

 

スピノザの真理の認識方法は、東洋、特に日本的な概念です。

例えば、同じ映画や文学作品を観た時に受け取る真理は、その受け取りての認識(経験などを積むことで人間的成長で変化していく)がポイントになり、日本語で言います、「腑に落ちる」「なるほど~」の状態と説明しています。

デカルト式の教育ですと、「デカルトの代表作は、以下のどれか選びなさい」になります。スピノザ方式では「デカルトの著作は読んだことがありますか?そしてどのような時代背景で社会に影響を与えたのか?」になります。

 

デカルト式ですと、全体の確率論で処理が可能ですが、個々のケースでは対応しにくいです。

スピノザの真理の認識方式に変わる、ターニングポイントを迎えている。

自身の成長によって、認識のレベルや範囲が異なると言っています。

ですから、デカルト方式ですと血液検査などから真理を探しますが、スピノザ方式ですと患者さんを観察して直観も使い診断をして治療します。

ちょうど、昔のお医者さんの感じですね。

また、医療の教育現場で、以前に研修医を指導しています指導医が「医療現場はアート、芸術の部分も多い。これは教科書でもネットにも出てない。自分の感覚で覚える、体得しなければならないし、指導医として腕の見せ所でもあり、手間もかかる部分なんだよね・・・」と言っていた意味かと思います。

 

漢方の勉強の時も、師匠について臨床現場に同行させていただいて成長するシステムが、日本古来からの風習におもいます。

人間的にも成長し、受け取れる真理の質も量も増えていく理屈です。

 

世界的に見ても、スピノザ的真理の認識をした人が、イノベーションを起こしたり、人生観を変えて新しい人間らしい価値観を発想したりと、注目されています。

スピノザが異端児扱いをされたのは、東洋哲学、特に日本の自然観と根本的に同じで、17世紀当時のヨーロッパでは難しい概念に思います。

エチカは、難解な哲学書と言われていますが、この基本的な自然観などの感覚の違和感だと思います。

ですから、本当の日本人らしい日本人にとって、とても理解しやすい、判りやすい哲学者に思います。

 

医療だけでなく、社会全体も、デカルトからスピノザに変わりつつあります。特に世界でもリーダーシップをとる人達が・・・

日本の文化(陶器、漆器、織物、着物、自然観、神社、禅、茶道、華道、柔道など)に注目する経営者(ジョブズ、ダイソン、プーチンなど)が大きなイノベーションを起こす理由です。

 

<お問い合わせ>

札幌市白石区南郷通7丁目北5-1

 有限会社 中村薬局   認定薬剤師/臨床薬剤師 中村峰夫

https://www.kanpo-nakamura.com/

 

厚真産ハスカップ製品の取り扱い先

 札幌市中央区南18条西16丁目2-20

  マカリイズ マーケット  http://www.maccali-inc.com/