11月27日にHBCテレビに出てきました。
身体に良い、乾燥肌の方にお薦めの料理(漢方的に作りました)をしてきました。
この頃、表示偽装が話題になりますが
昔は、表示も、それに付随する情報も乏しかった。
だからこそ、自分の持っている五観、場合によっては六観まで総動員をして身体を護っていた。特に、匂い、味、見た目は重要項目で、真っ赤なリンゴを手で感触を確かめ、匂いを嗅ぎ、そして口にして味わった。そして口に広がる匂いや味、そして噛んだ瞬間の感覚・・・
...
今は、情報やウンチクが多く、それが書かれた文章を見てから味わう・・・
頭で想像してからの味は、衝撃的な感動よりも知的な満足の味になっている気がする。
いつからか食品の味よりもその情報を目にする度合いが増えて外食も味気ない。
食の本来は、全身の五観を総動員をして感じ、身体に溶け込み同化するプロセス。そして大切な人との食を一緒にする事は精神的にも栄養が満たされる。
情報社会のルールかもしれないけど、表示(情報)に頼った食材選びも食事も情けない時代に感じました。