中村薬局の創業者、中村孝男の1周忌が無事に終了いたしました。
1年前のちょうど今日(奇しくも現社長の誕生日)が、初代社長の通夜になりました。
お店を開いて53年目です。
今現在、札幌市白石区で相談できる漢方も可能な薬局は、当店のみになりました。札幌市内でも少なくなりました。
多店舗を持っていて、利益が出ないからと簡単に撤退するドラッグストアもあります。医療ほど人生に深く関わる仕事はありません。だから簡単にやめてはいけないし、無くなってはいけない。その場所にあり続けなければならないと思っています。
また、患者さんの相談や治療を通して、勉強も経験もさせていただき、ここ一番の治療の時に役に立っています。医療では専門の病気に本人や家族がなると言われています。それは、単に生活の手段の仕事なのか、人様のお役にたつ仕事をしてきたかの差に思います。
患者さんと一緒に悩み、考えて行動した経験や知恵が父(初代社長)の見送りにとても役に立ちました。
初代社長の法事を終わり、強く感じた事でした。