札幌市 漢方相談薬局(有)中村薬局~地域医療・医薬品・漢方・サプリ・調剤・AGE測定~

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北大での講義内容

2015年04月25日 | 学問
昨日の北大で学生(薬剤師のタマゴ)に話しました講義内容。(2部構成の前半部分)

コアバリュー(自分にとって、とても大切な価値観)が無いまま勉強や仕事をしてもキャリアにはなり難いです。また、コミュニケーション能力も低下し、軸のブレが大きくなります。このコアバリューを構築するのが勉強の目的であり思春期(友との出会いも)の意味に思います。
単に試験の点数、大学に合格する事、資格を取る事に汲々とし過ぎていてはダメで、コアバリューを自覚し目を輝く様に。
2部構成の後半は、臨床現場での自分なりの到達目標の設定と実例。

来週は、臨床現場での思考プロセスと、保険漢方と本来の漢方の相違点を講義スケジュールです。

医療の極意

2015年04月23日 | 日記・エッセイ・コラム

クスリは単語。

治療の醍醐味は病気との駆け引き。
何を何処にどうしたいのか…


治療法は病気に単語のクスリや食等を使った文章で、その反応を診て戦略と戦術を考える。だから、毎日同じクスリで同じ量を継続して反復的に使うのは素人の教科書だけのモデルケース。

単語を並べた同じ文章もヒトによって抑揚から受ける印象も異なる。
だから医療は奥が深く、面白いんだよなぁ〜

画面に書かれた文章を目で読むのと、声を出して耳から聴く文章で受ける内容が異なるよねぇ〜

 


母校での講義

2015年04月18日 | 日記

昨日、母校の北海道大学薬学部の生徒4年生に講義をしてきました。

今、薬学部は、薬剤師免許の取得可能な6年制【30名】と、一般的な学部4年制【50名】の混在になっております。

私は、薬剤師になろうとしている6年制の4学年に対しての授業です。

私が、大学を卒業して30年。同期は各方面で責任重大の世代になりました。

現場で、何を考え、何を問題として捉え、向き合ってきたのか、そして、どう解決しようとしているのかをシリーズでお話をしてきました。まだ、続きもありますので、これからも楽しみです。