アレッポ石鹸を札幌市内で取り扱っているお店です。
札幌市中央区南18条西16丁目2-20
マカリイズマーケット
011-212-1421
http://www.maccali-inc.com
日本の医学、特に癌(がん)研究の歴史を知りたく調べていましたら
吉田富三先生に出会いました。
吉田先生は、福島出身で東大卒の俊才です。その信念にも敬服です。
「がん細胞に起こることは、人間社会にも必ず起こる」
顕微鏡を覗きながら詳細に細胞を観察した人でもあります。
「顕微鏡を考える道具とした最初の思想家」
吉田先生は、日本医師会の歴史に名を遺した「武見太郎」と会長選挙で戦った人でも有名です。医療と国語の現状と未来を憂いたからです。
今年(2016年)は診療報酬改正が行われますが、吉田先生の時代は国民皆保険の黎明期でもありました。
「我が国の臨床医は、すべて保険診療しかできないと考えて論を進めている事である。我が国の医療保険法は、そこまで臨床医を束縛していない。自由診療を希望する医師は、いつでも自由診療をすることができる。現にこの時点で、日医会長の武見太郎は、東京・銀座で自由診療を開業していた。すなわち、わが国で保険診療を行っている医師たちは、保険診療を行うに当たって、「個人の自由が制限されることを承知して、自ら申請して」保険診療を行っているのであって、何人からも保険診療を強要されていはいないし、また、いつでも保険診療を止める事もできるのである。」 ~「流動する癌細胞(吉田富三伝)」 講談社 P301~
私は薬剤師ですが、この一文にハットしました。
診療報酬の点数改定の度に、その点数に合わせて保険診療をする医療従事者が、短期間で業務内容を変えるからです。これは患者さん本位よりも保険診療に合わせた医療行為?なのかと疑われても仕方の無い事です。
そして、今後、長寿社会での介護医療も注目されますが、予防医学が自己責任の元、重要視されると考えています。
病気や老化は仕方のない事でしょうか?
予防は可能なのでしょうか?
実際私の両親では医療保険や介護保険のお世話に殆どなっていません。それが理想でありゴールに思うんです。
医療従事者が実践すれば良いだけの話しです。そして診療報酬改定が行われる毎に業務内容を変える事も無いのです。
両親が最期まで健康で頭もしっかりしていて経済的にも充実している事。
私たちもその年代になります。子供たちにも家族にも迷惑や負担を掛けない様に今からしなければならない事。
それで、薬剤師として
カジュアルオーガニックの分野にチャレンジしています。国内最大級の売り場面積を誇るお店です。
札幌市中央区南18条西16丁目2-20 Gufo伏見1階(駐車場完備)
マカリイズマーケット 011-212-1421
http://www.maccali-inc.com/macclismarket.html
現代医学の特徴は単一成分の作用を研究して
1対1のシステム
つまり、原因が判明した場合、特に威力を発揮します。
例えば、感染症で特定の細菌が原因だとすれば、それに対しての抗生剤等を使います。
ですが特異度が悪いです。
炎症や痛みに対してですと、頭痛でも腰痛でもリュウーマチの痛みでも生理痛でも同じ薬(ロキソニン等)で対応が出来ます。
そこで、東洋医学の漢方薬の特徴は
です。これは現代医学の特徴の単一の成分では期待できない特徴です。
これは栄養学や料理や食にも同じ事が言えます。
今の栄養学は現代医学と同じく、その食品の中の1成分に着目して、全体の作用を説明しようとします。
例えば、ビールでも日本酒でもワインでもアルコールが含まれています。アルコールは血管を拡張して血流を増やします。つまり血行を促進する。と説明をします。ですが、寒い時には日本酒、暑い日にはビールが飲まれますが、これですと説明が付きません。漢方では、日本酒は辛い味ですので身体を温め、ビールは苦い味なので身体を冷やすと説明します。(一般的に漢方では簡単に言いますと、辛い物は身体を温め、苦いものは身体を冷やす。他に匂いや帰経と言いまして気の流れる特徴等を総合的に見て判断をしますが)
健康食品でも同じ様な事をしていますが、本来は全体での複雑な成分での説明や研究が必要になります。