一般的な鎮痛剤として有名な「アスピリン」ですが、厚生労働省医薬食品局監修の「医薬品安全対策情報」が届き、その中で注意喚起事項がありました。
アスピリンは病院でも使いますが、皆さんも手軽に入手が出来る鎮痛解熱剤です。
その注意喚起から逆にアスピリンの作用も理解できますし、また注意しなければならない状態も理解できます。
- 血漿蛋白に結合し他の薬物の濃度が上昇・・・フェニトイン、NSID、PGD2,TXA2
- 尿酸の排泄を抑制
- 胃粘膜バリアーの破壊
- コリン系が賦活され胃酸分泌が促進・・・塩酸ドネペジル
- PGを介した作用を減弱・・・β遮断剤、ループ利尿剤、ニトログリセリン
- 血小板凝集阻害・・・SSRI
などです。