社会を見ていると、やはり私は不器用な生き方しか出来ないのだなとつくずく思います。
要領良く勉強は、できません。そうなんです・・・・。子供の頃から、自分なりの仕方があって、それでいつも結果が早々にでませんでした。
自分は、動物的なカンがまず先にあって、目の前にある問題を解決する順番になります。ですから、学会や講演会で「今の問題はこうだ!」と言われても自分なりに実感が無いと興味がわかないのです。それで講演会や研究会、学会に出る事は少ないですね。行くと色々な情報が多すぎて目移りをしてしまい、何をして良いのか判らなくなってしまいます。
ですが、実際に私のしています色々な事で、実際の現場でぶつかる色々な出来事や疑問、興味がおきた時に、自分なりに必死に調べ勉強をします。そうです。泥縄式勉強法ですね。自分なりに納得がいきませんと、本を買いあさり、色々な人に会って聴きに行く・・・・。結果、家には本やDVD、ノートなどの資料で床が抜ける程になります。
それで、高校までは、目も当てられない程、成績は低空飛行でした。今でも覚えているのは、高校卒業時の担任からの「君は、何年浪人しようとも絶対に国立大学に入れません!」と言う自信に満ちた言葉でした。
でもね、先生の期待を裏切ってしまいました。(^^)/
基本的に学校式勉強法が肌に合いません。社会に出た時には、興味や疑問が起きた時に自分なりに解決できる勉強法が有効に思います。学校式勉強では齒が立たないです!
薬屋の子供に生まれ、物心が付いた時には、薬に囲まれていました。苦しんでいる人を楽にも出来ますが、間違えると逆に苦痛が増します。その明暗を見て育ち、医療のハザマで苦しんでいる人たちも見てきました。
薬などの治療を最大限に発揮する為に、どうしても北海道の自然とその恵みが必要に感じ、薬草園を余市に作りました。維持管理は大変ですが、そこでの自然の恵みや変化、楽しい事がたくさんです。
どうです?写真では、上手に伝えられませんが今はりんごの甘い匂いも感じますよ。
周りの農家さんは、これからどう農業で生活が出来るのか心配されて居ます。(^^;;
だって、農家としての経済なんか考えて居ませんでした。
普通はそうですよね。でも、これからの医療を考えると、生まれた時から医療にどっぷり首まで漬かって居ます私の動物的なカンですが、体と心の健康を取り戻し、より元氣になるために絶対に必要なんだと言う心の叫びがありました。
なんかムンクの叫びみたいな感じかもね。
自分一人で、笹藪をエンジン付き草払い機できれいにしていますと、ここに笑顔でいっぱいの人たちが歩いて、そして紺碧の海と澄み切った空を見て、周りにあります季節季節の実りを味わって心と体をクリーニングできれば素敵だなと感じながらしております。
自分の心と体が元氣になって行くのを感じて居ますから大丈夫だと心が私に語りかけてくるのです。
私とご縁のある人たちの笑顔を見たいだけで、少なくないお金を注ぎ込み、そして農業の大変さも考えもしないで、苦労する道を選んで進んで居ます私は、不器用な人間としか見えないかもしれません・・・・。
でもね、自分に一番似合った生き方かもしれませんね。(^。^)