札幌市 漢方相談薬局(有)中村薬局~地域医療・医薬品・漢方・サプリ・調剤・AGE測定~

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医療と「動的平衡」の関係~東洋医学への誘い~

2017年07月27日 | 日記
新版 動的平衡: 生命はなぜそこに宿るのか (小学館新書)
クリエーター情報なし
小学館

P278

また、精製された薬物を摂取するより、同じ薬物を含んだ薬草を丸ごと食べた方が効果がある事がしばしばある。それは薬草に含まれるものが単一の成分ではなく、複合的なスペクトルを持った薬物群であり、それらが生命の動的平衡を押したり引いたりしてバランスを回復するのに有効だからと考えられる。ここでも単一の成分による単一のベクトルだけで作用を考える還元主義の限界が露呈している。

この部分が特に心に響きました。

生きている事と動的平衡の事実。この動的な平衡は、もちろん自然とのかかわりです。

<お問い合わせ先>

札幌市白石区南郷通7丁目北5-1 駐車場有

 有限会社  中村薬局    011-861-2808

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☆野菜・果物、調理法について詳しく知りたい方☆

「マカリイズマーケット 青果部」

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厚真産ハスカップのパンフレット

2017年07月25日 | 食・レシピ


厚真産ハスカップのパンフレット

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エクソソーム~細胞間の伝達~

2017年07月21日 | 日記
miRNA研究からがん診断まで応用∞! エクソソーム解析マスターレッスン〜研究戦略とプロトコールが本と動画でよくわかる (実験医学別冊 最強のステップUPシリーズ)
クリエーター情報なし
羊土社

細胞同士がどの様に情報を伝達するのか。

細胞外に放出する小胞体がエクソソーム。エクソソーム内にmRNAやmiRNAを含む核酸物質が内包されて他の細胞へと受け渡されている可能性が示されるや否や、ここ数年の間に関連研究が一気に加速し、今日に至っています。

細胞から分泌されたエクソソームは細胞と細胞の間に存在するだけでなく、体液(血液、髄液、尿など)にも存在しており、体中を循環しています。エクソソームの重要な機能として注目されているのは、細胞間の情報伝達に使われているということです。前述のようにエクソソームはその内部に核酸、タンパク質などを含んでいます。

これから医学、治療の最先端部門になる可能性を秘めています


「肥満症」はかぜ薬や咳止めが飲めなくなる!?

2017年07月12日 | 日記

平成29年7月4日付けで

厚生労働省医薬・生活衛生局安全対策課長から


コデインリン酸塩水和物又はジヒドロコデインリン酸塩を含む医薬品の
「使用上の注意」改訂の周知について(依頼)

 

の文書が通達されました。

その内容は

【医薬品名】一般用医薬品 かぜ薬・鎮咳去痰薬
 コデインリン酸塩水和物含有製剤及びジヒドロコデインリン酸塩含有製剤(12 歳未満の用法を有しない製剤)
【措置内容】以下のように使用上の注意を改めること。
[相談すること]の項に「次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
次の診断を受けた人。
呼吸機能障害、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、肥満症
を追記し、

肥満症?って病名が存在するのか?

 

ちゃんと診断基準があり、れっきとした病気です。

肥満症の人は、風邪薬や咳止めを飲む時には注意が必要

その理由は、肥満症の人は、呼吸が止まり易くなるから・・・・・

不思議な添付文書の改訂に感じました


トランスポーターと食からの生活習慣病克服の関係

2017年07月10日 | 日記
栄養・食品機能とトランスポーター
クリエーター情報なし
建帛社

平成22年 第64回日本栄養・食糧学会大会 で「トランスポーター研究から生活習慣病克服を目指す」が企画されました。

 

今回、北海道薬剤師会の会報誌 「道薬誌」2017年7月号の

医療薬学 ブラッシュアップ講座で、「医薬品とトランスポーターに関する話題ー4-」 北海道大学病院 薬剤部 准教授 小林正紀先生の記事の中で

「トランスポーターは栄養物質を効率よく体内に取り込む手段として機能するが、薬物は生体にとっては異物として認識され、トランスポーターや代謝酵素によって解毒される場合が多い」

と書かれていました。

 植物、食品の機能性を見た場合、トランスポーターからのアプローチも一利あるかと感じ、関係書類や文献を調べましたら丁度ぴったりの本を見つけました。

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