身体の調子が悪くなった時、どうしますか?
例えば、頭が痛くなった時で考えてみましょう。
- とりあえず、「痛みさえ」とれれば良いから身近にある薬を飲む
- クスリの専門家に聞いて薬を飲む。
- 病院に行って身体の相談をし治療をする
大体、この3つになるかと思います。
では、血圧や糖尿病の場合はどうでしょうか?
ほとんどは、これだけですよね。
次にその症状が治るレベルを考えてみましょう。
- 病院に通って薬を不定期ながら飲んでいるから大丈夫。
- 数値を確認して基準値内になるように薬を飲んでいる
どっちにしてもクスリは継続して飲む事になります。
血圧や糖尿病のどの治療レベルを考えていますか?
- 痛みや痒み、頭痛などの苦痛が無ければ良い
- 一応、病院に通って薬を継続的に飲んでいるので安心
- 血液検査等で基準値に入っている
でも、本当に治るって、
- 苦痛などの自覚症状が無い
- 血液検査等でも基準値に入っている
かと思います。
病院や医療では、
と言う客観的な数値が判断になります。でも、本当に治るって、身体の変調もですし、その指標になる検査数値が基準値内になる事で、継続的に薬を飲んで体調がすぐれなくとも検査数値が安定している事とは違うと思います。
血圧も糖尿病も、基本は生活習慣病と言われていて、特に食生活が大切なんです。
クスリだけを飲んでも、その病気の原因を改善していませんので、数値だけ治る事になります。
本当に治したいなら、その「食」の部分からアプローチをしませんと、糖尿病や血圧、高コレステロール、痛風や免疫疾患や甲状腺などの内分泌の疾患まで難しいと思います。例えば、食べるスピードの速い人は、血糖値が急激に上がりやすいので糖尿病になり易くなります。ゆっくり味わって食べる人は薄味でも満足しますが、あまり噛まない人は口に入れた瞬間の味がはっきりしませんといけませんので濃い味になり易いです。
キャベツひとつとっても、スーパーやコンビニ、近所のお店等で値段が様々です。
値段が違うように、味も成分も形もバラバラです。
何をどの様に食べたらよいのかのアドバイスは、単に経験や肩書では対応無理です。医療や栄養学、農業、食品管理学、食品流通学などの幅広い基礎知識と経験が必要なんです。
自分も家族も、「数値合わせで治った」で良いのか、それとも「クスリを飲まなくとも体調も数値も良い」状態になりたいかですね。