札幌市 漢方相談薬局(有)中村薬局~地域医療・医薬品・漢方・サプリ・調剤・AGE測定~

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蓄膿症(上顎洞炎)の治療

2005年01月24日 | 健康・病気
 蓄膿症の患者さんの観察と漢方治療して共通する事に気がつきました。

*熱い食べ物、例えばラーメンやそば、うどんなどを食べると鼻が出る人がいますが、蓄膿症の可能性が高いです。
これは、漢方で、蓄膿症の治療薬で有名な、葛根湯(風邪や肩こりにも使いますが)があります。
 葛根湯自体、化膿を排出する力もあるが、葛根湯の中身を見ると、葛湯(くずゆ)としょうが湯の組合せも入ってます。
つまり、体、特に胃腸を温める事で、詰まってる鼻を出す作用です。(出しやすくする働きです)

*上顎洞炎は、両方同時になることはありません。
つまり、上顎は頬の所で、化膿(腐る)事が、上顎洞炎ですから、上に化膿が進むと視力に、下に化膿が進むと歯茎の炎症・腫れ等が起きます。
 歯茎の症状と目の具合が悪いのが片方に集中してると上顎洞炎の可能性があると言う事です。

*漢方治療の場合、葛根湯、葛根湯加川芎辛夷等を使いますが、実は、昔は胃腸が丈夫な患者が多くこれで良かったです。
 ですが、今の患者さんは、冷たい物や水分の取りすぎで胃腸が浮腫んで弱くなってる方が増えてます。
その時は、葛根湯や葛根湯加川芎辛夷は効きません。
 その体質に合わせて漢方を使うと、効き目が最高です。

また、蓄膿症(上顎洞炎)は粘膜の炎症でありますので、皮膚と粘膜は似てる関係か、漢方のアトピーの薬で効く人も多いです。

 


レーベル病

2005年01月05日 | まち歩き
レーベル病

レーベル病は,難病になってます。
また,細胞の中にあるエネルギーを産生してます“ミトコンドリア”の設計図(DNA)の損傷による疾患と説明されてます。
今の所、治療方法も、治療薬もありません。
大体は、日常生活にも支障をきたす視力になる事がほとんどと言われてます。

当店で、平成15年夏から大学病院での治療が無効例に対し、漢方治療を開始した。
大学病院での治療らしき治療は無く、当店での漢方治療がほとんどの状態です。
今現在、中心視力も上昇し、視力も向上中です。
担当医の話では、なぜ視力が上がって、見え始めてるか判らないとの事。

日常生活にほとんど不自由がないところまで回復して,本人も大変に喜んでいます。
完治しました時には、きちんと担当医と治療薬(漢方)について報告する予定になってます。


私の友人の研究

2005年01月04日 | まち歩き
azumiホヤで分かります、海の汚染状況 北大・安住研究員、新技術を開発 DNAから有害物質 
海の汚れはホヤに聞け-。北大創成科学研究機構流動研究部門の安住(あずみ)薫研究員(44)が、海の珍味として知られるホヤの遺伝子(DNA)を分析することで、海の汚染状況を調べる技術を開発した。同研究員は二○○五年度から、この技術を使って日本近海や欧米の海洋調査に乗り出す。

 ホヤは動物だが、魚と違って、生まれてすぐに岩などに張り付き、植物のように定住する。安住研究員は、DNAが作り出すタンパク質の種類や量が、ホヤの体内に蓄積されている有害物質の種類や量と連動していることを突き止めた。

 調査には、縦二・五センチ、横七センチのガラス板にホヤのDNAの断片約二万二千個を張り付けた「DNAチップ」を使う。有機スズやダイオキシンなどの有害物質を含むホヤからDNAの関連物質であるRNAを取り出し、チップの上にたらすと、特定の部分が結合し、発色する。その発色パターンによって、有害物質の種類や量を正確に把握できるという。

 研究対象には、約三千種類のホヤのうち、暖かい海を中心に世界中に分布していて、分析結果を比較しやすいカタユウレイボヤを研究対象に選んだ。今後、日本近海やベーリング海など約二十地域に生息するカタユウレイボヤを分析し、その生息海域の汚染状況を調べる。将来的には、地球全体の海の汚染マップを作製したい考えだ。

 採取したホヤの生息場所の海水の温度や酸素濃度など、さまざまな要素がDNAチップの反応に影響を及ぼす可能性もあり、安住研究員は「どのくらいの有害物質を体内に含めば反応が現れるかなど、しっかり基礎データを集めたい」と話している。