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北海道大学の非常勤講師辞令

2016年01月28日 | 学問

 私の母校から今年も非常勤講師の事例が届きました。

母校の非常勤講師になって15年になります。

毎年、後輩に薬剤師や医療の話をするのが楽しみになりました。

今年は知り合いの学生さんも居ますので、少し緊張気味です・・・


白斑(しろなまず)

2016年01月27日 | 漢方

皮膚がまだらに白く抜ける皮膚病

白斑(しろなまず)があります。

皮膚病の場合、単に皮膚だけの病気ではなく内臓やホルモンなどのトラブルから起きる場合もあります。

白斑は、特に甲状腺の病気の方が多く、漢方治療の場合、一緒に、甲状腺の病気(バセドウシ病、橋本病、甲状腺腫など)の治療をする事で改善する症例を見受けられます。

他に、円形脱毛症(自己免疫疾患)、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患、悪性貧血(骨髄のトラブルも含めた)、SLE(全身エリテマトーデス:免疫疾患)、シェーグレン等の自己免疫疾患もです。

単に皮膚だけの治療で治りにくい病気が増えてきましたが、自己免疫疾患やホルモン(内分泌疾患)が関係してくる病気が増加しているのと関係があると思います。

薬物治療だけではなく、食事指導や、東洋医学の智慧を総動員してのアプローチが有効な時代になってきました。


ガストロノミー (科学と調理の融合)

2016年01月22日 | 日記
料理と科学のおいしい出会い: 分子調理が食の常識を変える (DOJIN選書)
クリエーター情報なし
化学同人

物理学、化学、生物学、工学の知識を調理のプロセスに取り込み、これまでにない、新しい料理を創造する「分子調理」が注目されています。

この幅広い科学の知識は、実は薬学で学ぶ範囲になります。

例えば、人工イクラの作成と、クスリのカプセル作成のテクニックは似ています。

また、味覚や風味(アロマとフレーバー)等は、生薬学の応用にもなりますし、調理は有機化学・無機化学の分野です。

そして、その調理がどの様に身体に作用するのかも薬学部が得意とします分野です。

 大学でもこの分野が予防医学との関係で注目をされています。


薬局医療安全講習会

2016年01月19日 | 薬剤師
本日、年2回義務付けされています「薬局医療安全講習会」を受講してきました。

講師の東北大学病院の藤盛医師から説明がありました。

病名は3万種類、日本の保険収載医薬品は2万品目あります。

見落とし見逃しもですが、人的なミスが起きない様に事例報告や対策など沢山の収穫でした。