先ほど、患者さんの家族が報告に来ていました。ご主人が首の所に癌が転移をして病院で抗がん治療をされています。抗がん剤だけで癌を完全に無くする事は難しく、また治療中の副作用で食事が摂れなくなったり、貧血や免疫も低下して途中で治療を中止する事も多々あります。
お孫さんの病気からお付き合いが出来ました患者さんで、病院の治療計画をメインに、漢方薬を併用しております。本来は、8回の抗がん治療を予定しておりましたが4回目の終了と同時に画像診断をしてみますと全身にあった物が消えていたそうです。そこで念の為に7回で治療を完了する事になったと喜んでおります。夜になるとお腹がすくそうで、入院中に体重も増えてしまったと・・・・。それと抗がん治療で低下する白血球も直ぐに元に戻り治療継続できたと報告を頂きました。
全てではありませんが、予定していた作用を漢方薬で引き出せ、患者さんや御家族に喜ばれますと、この仕事をしていて良かったと心から思います。
ちなみに、ご縁を作っていただいたお孫さんは、白癜(しろなまず)でしたが、これもほとんど完治で見た目にも判りません。その妹さんはアレルギー性鼻炎が悪化し、毎年入院するほどですが、こちらも鼻の調子も良く腹痛が減少しお通じも順調になっています。と家族で笑顔の報告でした。