そうなんですよね。 お金持ちが病気で食事も行動も制限されていたら、そのお金は意味がありませんよね。お金を持っていないのと同じです。
健康と美しさを維持&増進するにはトータル的にサポートが必要です。
*最新の医学 : 西洋医学・・・北海道大学薬学部臨床教授
*智慧と経験の医学:東洋医学・・・札幌市No1漢方の中村薬局
*身体の基本 :食(野菜・無添加)・・国内最大級 マカリイズマーケット
この3つの分野のシナジーを享受しませんか?
漢方薬で色々な生薬(しょうやく)を使います。生薬とは東洋医学(漢方)の専門用語で、漢方薬で使います植物等の事を言います。
その代表選手が、「麻黄」(まおう)と言います。
風邪を引いた時に、「葛根湯」(かっこんとう)を使いますが、その主役の一つがこの麻黄なんです。
主成分がエフェドリン(アルカロイドの一種)で日本人の長井長義が発見した有名な成分です。気管支喘息などで使われ、風邪薬の成分としても使います。
これが乾燥した麻黄です。よく写真を見てください。黒っぽい部分が節で、ちょうど竹の節に似た部分です。
漢方で使う時、特に風邪などで使う場合、漢方の本(傷寒論:しょうかんろん)では、去節(フシを取って使いなさい)と書かれています。効き目が弱くなったり副作用が出やすくなるからです。
これが節を取りました去節の麻黄です。一個づつ爪切りで人海戦術でとっていきます。ものすごい手間です。
漢方メーカーに寄りましては、この差を気にせずに上記の麻黄を使って漢方薬を作っているメーカーもあれば、下の様に手間がかかりますが丁寧に作っています漢方メーカーもあります。
目に見えない部分ですが手抜きをせずに提供しているメーカーさんに頭が下がります。
今朝、札幌市の台所、札幌中央卸市場に行ってきました。
早朝から人でごった返し、活気と熱気でムンムンです。
今日売れるだろう品物と種類。もちろん品質も要チェックですし、お客さんがどの様な料理をするのかを予想しながら品定めをしていきます。品薄、質の良いものはどうしても先に無くなります。少なく仕入れるとお客さんは帰ってしまいます。
でも仕入れを間違えると今晩には売れ残ってしまいお店の損失になります。
ですから、必死な目つきなんです。
漢方薬に使う生薬(植物)の目利きも同じなんですよね。
それと
山椒の実なんです。
七味唐辛子や漢方薬にも使います身近な食材です。
食品もですが、漢方薬の生薬の質を見極める事を再認識の一日でした。
*卸市場で、食材の質の見極めや今の旬、入荷の多い食材の確認をしていました。