札幌市 漢方相談薬局(有)中村薬局~地域医療・医薬品・漢方・サプリ・調剤・AGE測定~

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白斑(しろなまず)

2016年01月27日 | 漢方

皮膚がまだらに白く抜ける皮膚病

白斑(しろなまず)があります。

皮膚病の場合、単に皮膚だけの病気ではなく内臓やホルモンなどのトラブルから起きる場合もあります。

白斑は、特に甲状腺の病気の方が多く、漢方治療の場合、一緒に、甲状腺の病気(バセドウシ病、橋本病、甲状腺腫など)の治療をする事で改善する症例を見受けられます。

他に、円形脱毛症(自己免疫疾患)、潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患、悪性貧血(骨髄のトラブルも含めた)、SLE(全身エリテマトーデス:免疫疾患)、シェーグレン等の自己免疫疾患もです。

単に皮膚だけの治療で治りにくい病気が増えてきましたが、自己免疫疾患やホルモン(内分泌疾患)が関係してくる病気が増加しているのと関係があると思います。

薬物治療だけではなく、食事指導や、東洋医学の智慧を総動員してのアプローチが有効な時代になってきました。


イナゴ(バッタ)の佃煮、美味しいです。

2015年08月29日 | 漢方

昔は、貴重なタンパク源として普通に食べられてました。今は農薬を使う所には居ませんし、一匹一匹の羽根を取らなければならず貴重な食品になってしまいました。
エビの様な食感で美味しいです。
チーズとの相性が良いです。

漢方では昆虫は「古血」をとる薬として使います。婦人科疾患や循環器疾患、脳疾患、難病の方におすすめです。

救心(麝香・牛黄)

2015年08月06日 | 漢方

救心には色々な製品シリーズがあります。

牛黄と麝香が主成分の「救心感応丸気」(きゅうしんかんのうがんき)

麝香は、気を静めるのに適していますので現代的には、ストレスや不安感にも使えます。

麝香は、子供さんの薬(夜泣き、疳の虫)で有名な宇津救命丸にも配合しています。

 


治療は、病気との対話

2014年09月10日 | 漢方
病気を治す時、同じ薬を長く飲まないといけないのでは・・・・
と思っていませんか?

私は病気も生き物と同じ様に感じています。
犬や猫に虐めたり蹴飛ばしたりするとかみついてきますよね。

病気もそうなんだと感じています。
なだめすかすのか、飴とムチなのか・・・
そして味方の体力や免疫力などを総合して作戦を立てます。

クスリを飲んでいただき
その反応を診て、量や種類、そして飲んでいただくタイミングなども
臨機応変で対応します。

これは漢方に限らず
病院の治療もそうなんです。

例えば、
「痛み」
痛み止めは一般的に服用して20~30分以内に効いてきます。
ところが飲まれても痛みの強さ等が不変でしたら違う原因や違う治療方法なども考えなければなりません。
しかし、現場では、痛みが全然変わらないのに、数か月も同じ薬を飲み続けているのを見かけます。

おかしいですよね・・・・

ちゃんと説明を聞いて治療を受けてくださいね。


本当は速効で治る漢方

2014年07月12日 | 漢方
西洋医が教える、本当は速効で治る漢方 (SB新書)

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価格:¥ 788(税込)
発売日:2014-05-19

その表題が示す通り、漢方は速効性があります。もちろん、長期に使わなければ効果が出ない疾患や症状もあります。

臨床現場で、的確な漢方薬を使いますと、人によりましては、一回飲まれただけで感じられる方も居ます。

もちろん、速効性を出すためには、その原因の一つの「食」もされますと、より効果的ですね。