まず、薬局とはです。
法的な定義は、「薬剤師が居て、調剤をする施設」です。ですから、薬剤師が居ない、もしくは調剤室が無ければ、「薬局」を名乗れません。
それと医薬品を扱える資格、この場合、漢方薬としましょう。漢方薬は医薬品の2類に分類されますので、薬剤師、登録販売者が販売が可能になります。この販売資格の薬剤師になる為には、専門科目の大学6年間勉強をして受験資格を有します。登録販売者の場合は規制緩和が目的で設立された資格で各都道府県知事の実施する試験に合格すればOKです。
そこで、漢方を扱っている薬局以外(つまり、薬剤師でないか調剤室を持っていない)の名称は、「***堂」「**漢方」等の名称にする場合が多くなります。
漢方相談の多くは、病院で無効か治療法が無い場合が多いです。
漢方を勉強する時は、数百年前に確立された東洋医学の理論(当時からあまり進歩していません)をします。
でも私は、当時の医学・科学知識で解明されなかった事が沢山ありますが、今の技術や知識で解釈や理解が出来ます。
つまり、従来の漢方だけの知識では過去の漢方治療を超える事が出来ませんし、もちろん、その知識だけでは過去の漢方の名医以上の治療をする事は不可能です。
そこで最新の西洋医学の知識が必要になります。ですが、医師の知識量を見ても解るように、漢方をされる人がそこまでされて勉強をしている人は皆無に近い状態です。
漢方相談をされて漢方薬を売るだけでしたら、漢方の知識やウンチクだけで十分だからです。でも結果を求める医療をするには、最新の西洋医学が必要です。それを理解するには少なくとも研修医レベルの基礎が必要です。
そこから私は、研修医用に出されている本やDVDで勉強を始めました。そして病気の原因を探して研究も。
続きは後日。