薬剤師のイメージは、いかがでしょうか?
職場からのイメージですと、
病院や調剤薬局が大半かとおもいます。
その仕事の内容は
薬を調剤して患者さんに飲んでいただく。(薬の効き目と副作用の管理)
これ以外の仕事ってあるの?
と思いませんか?
薬学部や薬科大学に入学してくる学生さんもですし、ご両親もそんなイメージが多いのではと思います。
それが調剤薬剤師かと
調剤のシステムは、医療保険制度で医師が診断をして、それの基づいた治療計画(薬を含む)で調剤をして患者さんにより安全に使っていただく仕事につきます。
このシステムは、保険になりますので、収入もシステム的にも安定をしていますので、殆どの薬剤師は、こちらの方にシフトしてきました。その結果、医療費が急増して社会問題になり、消費税などの増税にも影響を与えています。もちろん、年金問題にも。
そこで注目されてきましたのが、
臨床薬剤師
通称:かかる前薬局 かかる前薬剤師 とも言われています。
病気にならないようにする、健康寿命を延ばす を臨床現場で実践して行動できる薬剤師なんです。アメリカの臨床薬剤師のスキルよりもより地域臨床の分野が強化されているかと思います。
では、どんなスキルがあるかと言いますと
*積極的に医師の治療計画に参画して、提言や行動ができます
*今の薬物治療の効果を最大限にする、もしくは副作用などのリスクを最小限にする生活(食など)からアドバイスできる
*地域全般で、気軽に健康相談、病気の相談、病院に行かなければならないのか、行くとすれば何科なのかをアドバイスできる
*ドラッグストアなどで売られています医薬品(OTC)の知識と特徴
*漢方薬の知識(実は病院で保険で使えます漢方薬は約150種類。一般の薬局で使えます漢方薬は約300種類)
*介護のリハビリや口腔ケア、介護食の知識とネットワーク
*体調(バイタルサイン)から早期発見ができる
思いつくだけでこれだけあります。
現在、これらについておこなったとしても保険などで直接の収入増になりません。
志の高い薬剤師が率先して行っている現状です。
私も後輩(北海道大学 薬学部)に、これらのフィールドがあること、そして、実際にどのように活動しているのか、問題点はなどを毎年講義しております。
臨床薬剤師がとても必要とされる時代になってきたかと思います。
<お問い合わせ>
札幌市白石区南郷通7丁目北5-1
有限会社 中村薬局 認定薬剤師/臨床薬剤師 中村峰夫
https://www.kanpo-nakamura.com/
厚真産ハスカップ製品の取り扱い先
札幌市中央区南18条西16丁目2-20
マカリイズ マーケット http://www.maccali-inc.com/