札幌市 漢方相談薬局(有)中村薬局~地域医療・医薬品・漢方・サプリ・調剤・AGE測定~

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治療のガイドライン

2014年03月08日 | インポート

病気の治療の時、マニュアルの様な物があります。それは、「ガイドライン」と言います。これを元に臨床現場で治療をするわけです。もちろん、お医者さんもです。

その「ガイドライン」の中にサプリメントが紹介されている事がありまして、「試すのでしたらこんなサプリメントがありますよ。」です。

例えば

  • 高血圧・・・・・カリウム、カルシウム、マグネシウム
  • 大腿骨頚部/転子部骨折・・・・・プロテイン
  • 糖尿病・・・・・食物繊維
  • 片頭痛・・・・・ナツシロギク、マグネシウム、ビタミンB2
  • 認知症・・・・・ビタミンE、抗酸化のあるビタミン(ビタミンC,βカロテン、ビタミンE),ビタミンB群、亜鉛、鉄等のミネラル、イチョウ葉エキス

等です。もちろん、サプリメントの量を摂り過ぎ(過剰症など)てもいけませんし、薬との飲み合わせ、そして他の病気を持っている場合にも注意が必要です。

 例えば、肝臓の病気の人は、「鉄」の摂取が要注意なんです。これは、肝臓の病気の人は健康な人に比べて肝臓に鉄を貯めやすくなるので、肝臓の病気が悪化しやすくなります。また、肝臓の治療の時にビタミンDを併用すると治療効果が上昇する報告もあります。(肝臓のとある一部の治療についてです)


腎臓病と低カリウム

2014年03月07日 | 健康・病気

腎臓病の方が増えていますが、食事からカリウムの摂取量を注意をしないといけません。新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富で腎臓病の方には食事の内容からも問題になります。野菜の場合、「水洗い」「にこぼし」をするだけでもカリウムが半減します。ですが果物はそう言う訳にはいきません。なんと腎臓病の家族が一緒に食べられる「食のバリアフリー」の果物が作られています。カリウムを減らす事でアレルギーの発生も低減できる可能性までも・・・ 新しい農業の考え方にもなりますね。
http://jstshingi.jp/abst/p/11/1116/san-in08.pdf