でも、本当は病気なのにいつもの症状だと思って手元にあった薬で間に合わせたり、薬の副作用なのに新しい症状が出たと思っていたりする事もありますよね。
たいした病気ではない、薬屋にある薬で大丈夫・・・・
本当にこれで良いのかなって思うことがありませんか?
そのような時の選択肢の一つに、地域の薬屋さんに行って相談する事があるかと思います。
ですが、従来の薬学教育(大学での教育)は、薬の話ばかりで病気との関係、体の症状から薬の副作用を見つける技術などが皆無でした。
現在、薬剤師も6年制の大学を卒業する必要性がありますが、それと同時に、医療人としてより臨床での役割が期待されております。今の医療は、本人が病気ではないかと思って病院に行き医師が病気ですと診断されなければ治療の対象にはなりません。
自分が病気と認識していない、体調が悪いけど医師が病気でないと言われた、仕事の関係で病院に行けない・・・・そんな人と医療の架け橋になる医療人として臨床薬剤師の役割を考えて行動しております。 (病院にかかるべき症状なのかのアドバイスもしています)
腰の痛みひとつとっても、原因が判らないと不安ですし、この痛みが再発するのではと心配もします。
そのような時の選択肢に、脳裏のどこかで臨床薬剤師の存在を思い出していただけると嬉しいです。