*マクロで全体を見る「鳥の目」の東洋医学、
*ミクロの細胞を見る「虫の目」の西洋医学、
*フローの流れを見る「魚の目」の食の知識。
この3つの目で皆様の健康と治療をサポートします。
例えばものもらい(結膜炎など)で眼帯をした事があるかと思います。そんな時、特に階段の上り下りの時に苦労したと思います。これは、立体感と距離感が無くなるからです。
これが両眼になると距離感が出てきます。
3つの目になるとより立体感が出ます。
漢方でも物の見方を目を使って説明をしております。
江戸時代の名医に尾台榕堂(おだいようどう)先生が居ました。その先生の言葉(方伎雑誌)に
「薬を採る者は両眼,薬を売る者は半眼,薬を使うものは無眼」と言うのがあります。
「医たるものは生薬の品質を見分けられることが大切である」
この「医」は、今の薬剤師になります。
でも、例えば、漢方薬は同じ名前でもメーカーによって、特徴やクセがあります。ですからその使い分けが重要なんですが、そこまで出来ますスキルのある薬剤師は未だに少ないです。これで実際に事故やトラブルが臨床で起きています。
「薬を使う者は無眼」ですが、医師は漢方薬のことは全く知らないで運用している場合が少なくないです。漢方薬を日常的に処方する医師が86%にも上る中、薬について眼を閉じたままでいる現状に危惧しております。
「諺に,薬を採る者は両眼,薬を売る者は半眼,薬を使うものは無眼といえり。恥ずべきことなり」
治療薬としての薬を使う時の心構えに思います。
<お問い合わせ先>
札幌市白石区南郷通7丁目北5-1
有限会社 中村薬局 認定薬剤師 中村峰夫
https://www.kanpo-nakamura.com/
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