波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

立冬の朝帰り

2013年11月10日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_2 立冬の11月8日、少し遠い海の町で高校同窓会。向かう途中、遠回りし山の学校へ。今春教壇に立つ教え子に会い、未熟さ語る成長と皆に支えられる安心の学校感じた。校長先生の退職後の夢聞き、自由な精神に学ぶ子らと先生たちの幸せ思う。定年退職後にトラック運転手なら、うどん屋だって…素敵で面白い人はどの業界にもいる。

 山の学校辞し、峠越えて海の学校へ。初雪で白い道走り、2人目の校長先生に会う。立男送ったイラストが校長室に飾られていて驚いた。校長室を出ると雪は止んでいた。幻のトバ土産にもらい、ママヨさんの大好きな手榴弾みたいな最中買い、隣町の同窓会場へ。寒く灰色に沈む今の季節、少し寂しかった心が素敵な人たちに触れて嬉しくなった。15人集まった同窓会も楽しかった。青空の次の日、晴れ晴れした朝帰り。

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お前のところが最下位、親も問題だと学テ結果公表。子も親も先生も自信を失わせるは既に教育と違う。例えば、テスト返却時に「君が最低点、親も問題だな」なんて皆の前で言う教師は失格だと誰でもわかる。同じことが、全道規模で白昼堂々と 校舎落成式典出席。要望し10年、感慨深い画像の俳句、角川文庫(第4版)俳句歳時記/冬から。【立冬】-冬立つ、冬に入る、冬来る、今朝の冬、の項から。

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【その135】 自分磨きの旅

2013年11月03日 | 【保管】一寸凡師コラム

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 美文字トレーニングを開始して1週間。トレーニングをしていたことを忘れるぐらいの忙しさ。「朝のほんの10分で」などと軽く考えていたが、その10分がなかなか難しい。今では10分ではなく、3分区切りでトレーニングをすることにしている。『字がうまくなるため』というよりは、『字を書くことで心が落ち着くから』が理由かもしれない。ハガキ道にも通じるが、自分を磨いているような感じがする。
 明日、自分を磨くため札幌の研修会に参加してくる。出会いに感謝しながら多くのことを学んできたい。

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昨日1日、このブログの画像が全て表示不能になった。それより、ブログ自体に入れなくなった。設定をいじった立男のせいなんだが、昨日の夜に「どうか明日には完治しますように」と祈りながら設定を戻して寝た。祈りが通じた、というか当然というか…元に戻った。人は、こんな小さなことでも悲しんだり幸せになったり…できるんだ。へーっ… 公式裏ブログに、凡師家ご一同様が波風食堂へ来てくれた。小凡師君の落語披露へどうぞ。

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文化の日

2013年11月03日 | 日記・エッセイ・コラム

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 今話題の、やらせ公募展も、偽装を誤表示と言い張るレストランも、騙す方が悪いに決まってるが被害は何だ?師匠や審査員にお金包み「蟻地獄のように金がかかる」嘆きは、芸術と無縁の俗人の遠吠え。偽物食文化の方は、安くて旨くて安全なら問題ないんじゃないの?。舌が悪さ感知したとか、値段高過ぎという話も聞かない。「誤」でなく、「偽」でした、済みません、と言えば済む話でないのか。車エビも伊勢エビも知らない立男は実にそう思うのであった。


 さて詩は、中学校の教科書教材「表札」で知られた石垣りんさん。最後の連の3行にギクリとする。もしかして俺も、よいことでもわるいことでもないけれど、こっけいな「誤」ならまだしも端迷惑の「偽」やってないか、変な着物を着せられ首に鎖をつけられて気取って引かれていないか、なんて立ち止まる。ふと首筋のあたり触ってみたりする、今日は文化の日。

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Photo_6空をかついで」(詩 石垣りん:童話屋)還暦過ぎ、詩が身近に。それまで、解釈に精一杯で、差し出された言葉楽しむを知らなかった。「表札」も、前と今と違う。わからない、も詩の楽しみ 画家の高橋英生さんから「文字が、物語や書や絵や音楽に化けたのが文化。文化の根源は言葉」と聞きなるほどと思うこの1年。

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