S(女) 言葉だけでなく心を開く大切さ、話しを聴いてくれる人がいる幸せ、人生を変えてくれた本として『精神対話士の人の話を聴く技術』(メンタルケア協会編)。『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(蓮池透著:講談社)。
今回、波風氏が強く心に残った一冊、個人詩集がSサンから。S氏のお母さんが書かれた詩(中学2年時の昭和33~38年)を、その地で文化活動した北大の文化サークルの青年達との交流で発刊された個人詩集だ。詩という「生活であり、心」そのものの言葉が、理想を持って事実から学ぼうと僻地で文化活動する大学生との奇跡的な出あいで結晶化したような詩集。一つ一つから、ママヨさんが育った世界を思った。
ママヨさん 小学生の時に読み、最も感銘を受けたという『トルストイ民話集 イワンの馬鹿』(中村白葉)。人間の欲望の愚かしさ、本当の幸せとは何かを考えさせられる一冊。
立男 『ナチスに挑戦した少年たち』(フィリップ・フーズ著、金原瑞人訳:小学館)、『幸田文 しつけ帖』(幸田文著、青木玉編:平凡社)。『ナチス~』は、ナチス占領下のデンマークでレジスタンス活動(自転車で走り回り、車を破壊し、銃を盗む)をした中学生たちの本当の話。戦後の人生も読ませる。
一番興味が湧いた一冊
T兄/『精神対話士の人の話を聴く技術』、TM/『イワンのばか』、H/『私が愛した映画たち』、S/『本で床は抜けるのか』、ママヨさん/Sさんのお母さんの詩集、立男/『日付のある自画像』。
「こんなに面白いとは思わなかった」と、前回は夏風邪で今回初参加のママヨさん。立男は『日付のある自画像』発注。定価1円、郵送料250円。次回は10月14日(日)波風食堂の道路側は、建設時は植物を育てたくて全面ガラス張り。明るいが外から丸見え。カーテンだけではいまいちなので格子作製中。明日、塗装と取り付け予定。六〇肩が痛い。