①よそ者
②いじめ
稚内では珍しいヘラサギがアオサギにいじめられていた。
ともちゃんの最後の学校祭が終わった。規模を縮小し、保護者や一般のお客さんへの公開はせずに。それでもオンライン配信で観ることはできたし、街を歩く仮装パレードは遠くから車の中で少しだけ眺めることもできた。昨年は学校祭そのものが中止になったので、1年生のみならず2年生でさえ高校最初の学校祭。そして高3のともちゃんたちにとっては2度目にして最後の学校祭。無事に実施できたことが何よりも嬉しい。配信でのクラス発表を観ながら、本当に子どもたちはたくさん我慢をしてきて色々なものを奪われてきたのに、それでもこんな風にキラキラと輝いていることに感動。涙が出る。この先彼らが歩む長い人生の中で、この日がいつまでも色あせずに残りますようにと願わずにはいられない。悪いことばかりじゃなかったと、思える日が来るといい。まだまだ時間はかかるだろうけど。
ワクチン接種を2度終えて10日以上経過済みの実家の母が来てくれた。ともちゃんの最後の学校祭を大好きな母と一緒に見守ることができてよかった。母は家の中ではずっとマスクをしていた。絶対に大丈夫ということはないからと、この土地にしては蒸し暑い気候の中、私たちを気遣ってくれた。頑張っているともちゃんと、母を見て、ケイコも身が引き締まる思い。大切な人を守るためにまずはできることをと思う。
60歳前に「こう生きてみよう」と50個のルールを書いた。今年度末に70歳になるので、60歳ルールの評価を行い、ルール改定をしたい。この10年はやたら早くもたもたしていたらすぐ80歳になりかねない(笑)。
昨日、94歳になる友人のお母さんと久しぶりに最初にお会いしたころの話をし、その時お母さんが72歳だったと知った。22年前、波風氏47歳。お母さんが今も家業の一端を担い頭脳明晰なことに驚きつつ、あの時のお母さんと今の自分が同じぐらいの年齢に色々な意味で考えるものがあった。
少し長くなりそうだから4回に分けて書く。①と②は60代ルールの実行結果、③と④はそれにももとずく70代用の改訂版ルールだ。しょっちゅう言ってきたことだが、波風氏は昔から「自分の人生は(70歳代の)〇〇歳まで」と思っていた。それを裏付けるように大病・中病・小病を10年間隔で患ったので不安におののきながら、「その時はその時で仕方が無いな」と思ってきた。未だ〇〇歳になっていないので何とも言えないが、執筆上70歳の始まりから80歳前日までのルールとしておきたい。次回から掲載していきたい。時々になると思うが。
山田風太郎著『人間臨終図鑑』(徳間書店 全3巻)読む。八百屋お七(享年15歳)から始まり泉重千代(121歳)まで、前文や後書きもなく各巻頭に偉人の警句一言あるだけで延々と人生模様と「臨終」の様態描く。当然、69歳と〇〇歳のところを集中して読む。奇書中の奇書、著者の享年79歳 ボーヴォワール著『老い』解説のテキスト(上野千鶴子著)読みながら、TV『100分de名著』観る。学生時代に『第二の性』読み強い印象残る。今回も強い印象残りそうだが、このぐらいで十分昆布干しの手伝い、明日ありませんの連絡来て、小さな幸せは身近にあるのを発見(笑)。
ともちゃんは日本史が得意。小さい頃は算数や理科が得意だった気がするのだが、いつの間にか完全に文系の人となった。ケイコもパパも文系ゆえ、ともちゃんは理系だったら格好いいなぁと思っていたのに、どうもそうではなかったらしい(笑)。でも、国語でも英語でもなく、得意教科は社会、というか日本史一択というのが面白い。なんであれ、これは自信があるというものを持っていることは素晴らしいこと。もちろん今後の進路選択にも役立つだろうし、何より勉強していて楽しいと思える瞬間があることは大事だ。そもそもともちゃんが日本史に興味を持ったのは、芸人のロザン菅広文さんが書いた『京大芸人式日本史』という本を読んだことに始まる。菅さんの相方は宇治原さんという、京大出身の、クイズ番組でよく見る芸人さんだ。その宇治原さんがどのように日本史を覚えたかをまとめた本で、だいたい歴史を一通り学んだ中学生向きくらいに書かれている。ケイコも読んだが、とてもわかりやすくて面白い。一冊の本の力はやはり大きいなぁと、振り返ってしみじみ思う。
そんな日本史が得意なともちゃんが、「知識においてママには勝てない」と悔しがる時代がある。それは、江戸時代。ケイコは江戸時代にめっぽう強い。なぜって?それは「大奥」が大好きだから(笑)。好きこそものの上手なれとはよく言ったもの。ともちゃんには、ケイコに完全勝利ができるその日まで頑張って欲しい。
5月の読書交流会『ほんのおつきあい』はコロナにより中止し、以下の通りメールで送ってもらった感想の誌上交流に。未だ落ち着かないので6月も同様とさせていただきます。今この記事を読まれている方で感想を送っていただけたらとても嬉しいです。→ 誌上『ほんのおつきあい』要項
MS 貸してもらった『北極百貨店のコンシェルジュさん』(西村ツチカ作:小学館)、相手の気持ちを考える大切さや、チームワークの大切さが書かれ、登場した動物が何のために乱獲され何年に絶滅したかも書かれている。ためになる本なので★5。
写真集『世界で一番美しい天井装飾』(中島智章監修:エクスナレッジ)、色々な国の聖堂の美しい天井を見上げて撮った写真が載っていて、日本を出たことがないのに色々な国の聖堂の天井を見ることができるなんてすごいなと思いました☺️美しさにも色々な美しさがあって本物を見たらもっと感動するだろうなと感じました✨素敵だなあと思って胸がいっぱいになるので★5です。
ママヨ 『私が子どもだったころ』(エーリッヒ・ケストナー著:岩波書店)、父親が腕の良い革細工職人で、母親が下宿屋や美容師だが貧しく、心が病むほど働いて一人息子を大学まで行かせる。
ケストナーは幼いときから賢く家を手伝い親戚の商売も手伝う。15歳(この年齢から大人)までのことを、家族や学校での人間関係を生き生きと描ききっている。どんな人間も完璧で無く良いところ悪いところもあるのが人間なんだと幼い頃からわかったいたように見えて、ユーモアのある語りがとても好きだ。自分の子ども時代を思い出すとともに、精一杯生きよう思う力を与えてくれる。もう一度じっくり読みたいと思う一冊★5。
KK 『羊と鋼の森』(宮下奈都:文春文庫) 文藝春秋 ピアノの調律に魅せられた青年が、調律師として人として成長していく物語。本屋大賞を含む三冠をとったことで話題にもなった一冊。終始優しい筆致で読みやすく、大きな波はないもののじんわりと心が温かくなるような小説。スタートはどうあれ、その仕事にどれだけ真摯に向き合えるかで成長の度合いは異なってくるのだろうと考えさせられた★4。
SN 4冊のシリーズを読んだ。全て鎌田洋の書いたもの。
・『ディズニー サービスの神様が教えてくれたこと』(鎌田洋著:SBクリエイティブ)
・『ディズニー おもてなしの神様が教えてくれたこと』(同上)
・『ディズニー ありがとうの神様が教えてくれたこと』(同上)
・『ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと』(同上)
今まで、ディズニーランドはただのテーマパークだと思っていたけど、この4冊を読んでキャストにおもてなしの気持ちがあふれているのを知った。リピート率90%以上というのも理解ができた。興味がなかった私も、いつか訪れてみたい気持ちにさせられた。ここでいう「おもてなし」という言葉は、見返りを求めず、一心に誰かのことを思って行動する気持ちのこととされている。思い起こすのは、オリンピックのあの「お・も・て・な・し」だ。おもてなしにも、ピンからキリまであるのだと思った★5。
『交通刑務所の朝』(川本浩司著: 恒友出版 )、昭和60年出版のドキュメント。当時の刑務所内では、一般人よりもヤクザの方が仲間として信頼できたそうだ。そして、また重大事故を起こすと、自分や家族の人生を狂わせることを改めて感じた。運転している身としては、気が引き締まる想いになった★5。
波風立男 本ブログで都度都度読書感想を掲載しているので省略。カテゴリー『読書』をポチッとするとこれまでの読書交流や波風氏の読書感想を一挙閲覧できます。
今週、体力勝負に出る。断れない関係の方に体力仕事を依頼されて(涙)。1回やってみたい仕事ではあった(昔) 梅ゼリーのトロミは寒天が一番良いようだ。5年やってわかったズッキーニの花が咲き雌蘂に雄蕊の花粉をつけてやる。朝方の生殖に関わる大事な仕事。棒を立て大きな葉を括って地面から持ち上げたりもする。