金魚(だよね?)のレリーフ
*あずまやの内側や石壁のアーチ窓を飾る可愛いレリーフ
7/24の撮影です。
ライオンが水を吐き出す噴水や、壁面に張り付いた凄まじい形相のガーゴイルでおなじみの日比谷ダイビルですが、怖い顔面彫刻ばかりではありません。
6月末頃に明るい時間のダイビルを紹介しましたが、その一部を補足する記事だと思って見ていただければ幸いです。
広場前の噴水の壁には、真ん中をアーチ状にくり貫いた窓が。
近づいてよく見ると、動物の小さなレリーフが9つ。
極端にデフォルメされたものはなく、可愛らしい印象です。
アーチを支えているのは羊かな?
上段から左右の順番で見ていくと、②と④がよくわかりません。
①猿、③リス、⑤兎、⑥オウム、⑦犬、⑧羊でしょうか。
噴水脇のあずまや(2008/06/5 06:40pm auで撮影)
こちらにはフェアリーちっくな架空の動物?が刻まれています。
古い建物にはこんな遊びが随所に散りばめられていて楽しい。
ビルを建て替える時に残してくれたダイビルのオーナーさんは洒落っ気のある方なのでしょう。
近くを通りかかった際には、ビルの前でひと休みしてじっくりと観察してみて下さい。
建物の周りをぐるりとライオンや妖怪(ガーゴイル)?顔面彫刻が取り巻いていた、かつての「大ビル」の面影を偲ぶのも一興。
あ、暗くなると雰囲気が一変して怖いので、明るい時間がオススメです。
所在地:千代田区内幸町1-2-2
※前回のダイビルは
こちら