ひかげちゃや(割烹、日本料理/葉山)
*湘南が誇る老舗料亭の中庭で「鮎を食べる夕べ」
毎年7月の終わり頃になると、葉山の
日影茶屋 に程好く脂の乗った素晴らしい鮎が届きます。
ラ・マーレ・ド・茶屋 のテラスで感動的なサンセットビューを堪能した後は、鐙摺の山の風情を存分に楽しめる茶屋のお庭で鮎会席です。
普段はお座敷から眺める立派なお庭に縁台を設けた「鮎を食べる夕べ」は、暑さがひとしきり納まり蜩の声が響く夕刻からスタートする人気のイベント。
七輪で塩焼きにした鮎をメインに美味しいお料理(とお酒)が5,250円で楽しめます。
〓いただいたお料理〓
先付
三浦の茶豆(左) 焼鮎と焼茄子の琥珀寄せ(右)
茶豆の塩加減が絶妙。鮎は塩焼きだけじゃないんだね。
蒸し物
造り
自家製梅干の玉〆。
サッパリして美味しかった梅干の冷たい茶碗蒸しです。
地元の漁師さんから毎朝届く新鮮なお魚はお鮨で。
焼き物
天然鮎の塩焼きキタ━━━(゜∀゜)━━━!!
よく太って脂が乗っています。柔らかくて頭から尻尾までいただけます。(私はこれくらいデカいと頭はパス
)
煮物
賀茂茄子と夏野菜の揚浸し。茄子の器にお野菜がてんこ盛り。
幻の「大矢知の冷麦」
薬味はほおずきに入っています。
麺のすごいコシと弾力に冷麦のイメージが変わった!
水菓子とお茶
粽です。黒蜜がかかっていて美味しかった
日本酒はオリジナルの「亀の前」
器も素敵茶碗蒸しの器は可愛いひょうたん模様。
冷麦の胡麻ダレは切子のグラスで供されます。
雪洞の灯りのみの日本庭園はなんともいえない趣が
屋外でいただく会席料理、想像以上に気持ち良かった。
日本文化が失われつつある昨今、季節感のある風流なイベントは楽しいですね。
天然鮎はもちろん、地元の新鮮なお魚や夏野菜、大矢知の「幻の冷麦」に感動。
日ごろの憂さを忘れ、贅沢な時間を過ごしました。
■日影茶屋
□11:30~14:30 17:00~21:00
□水曜定休(祝祭日の場合は営業)
□神奈川県三浦郡葉山町堀内16 □046-875-0014
※前回の日影茶屋は
こちら